うちの墓は京急長沢駅から少し行ったところにある。祖父が亡くなったときに「海が好きだった人だから海が見えるところで」と決めたのがここだった。
天気は良くなくて寒い。でも何となく飯を食いに行って、そのままここまで走ってきた。特に理由は無いが、何となく呼ばれたのかな。というより、飯食ってそのまま家に帰るのが嫌だっただけなんだけどね。
普段20分程度でつくところ。まあ軽く原チャリでぷらぷらすればいいやと思っていたら、全くつく様子が無い。なんでだ?何がおかしいんだ?
とまあ、なんだかんだ1時間近くかかって到着。かれこれ1年近く来てないんで、水は冷たいが少し掃除。さすがに季節外れなだけあって、周りも花が飾られた形跡も無い。そんなもんだろうな。
ささっと片付けて帰路につく。途中見つけたドウダンツツジをパシャリ。
ここには以前アスパラガスがなっていたんだけど、さすがに今は無い。誰かが取ってっちゃったんだろうな。
さて、なんで渡辺真知子になってもうた、かと言うと…。20分でつくところが1時間。どこをどう間違えたんだろう?帰り道はすぐわかって15分くらいで家に着くことが出来たのに。
家に戻ってグーグルマップで調べてみる。
詳細の所はモザイクかけましたが、こんな感じのルート。おおむね20分といったところだ。これが正しいルートなのに…
ゴール間近の道を間違えて曲がってしまう。なんかおかしいなあとは思ったんだけど後の祭り。その後はなぜかYRPの山越えをして、初声町を越えて三浦海岸へ。どうしてこうなった。
約5kmの道のりを約20kmに引き延ばしてしまうこの巧妙な方向感覚、さすがだね。
初声町はほとんど行ったことが無い、というよりあそこは畑ばっかりでなにも無いので通っている間もこんなところがあったのかと思う場所ばかり。そして、三浦海岸の駅前に出たときの気持ちと言えば…。
頭の中をぐるぐるしていたのは、一つ曲がり角一つ間違えて迷い道くねくね。という横須賀出身の渡辺真知子の歌「迷い道」。本当はアレは失恋などを歌ったんだけど、このピンポイントの歌詞は私にとっては方向音痴の歌。
ほんと参りましたわ。もう少し暖かければ良かったんだけど、今日は寒かったからねえ…。