まだ見ぬ君のスマートフォンへ~2度目の勉強をするアラフォー世代

around forty、通称アラフォーと言われる世代。私もそんな世代の一人ですが、皆さんそろそろ子供が大きくなってきている頃でしょう。そして現代、子供にも携帯電話やスマートフォンを持たせるようになる昨今、そろそろ子供への対応も考えなければいけない頃になることでしょう。

今回はそんな世代のことについて書いてみたいと思います。

1度目の勉強…パソコン

ある程度の年齢の人ならば、会社でパソコンが導入されて使い方を習得しなければ、という経験をしたことがあるでしょう。特にアラフォー世代と言われる私を含めた世代は19年前に登場したWindows 95のせいで、企業に大量導入され、社内LANなんて物が一般的に使われるようになり始めた頃、高校や大学を卒業して社会に出た世代です。

私は友人宅でMSXやFM-7、PC-88等を触ったこともあり、自分も高校時代にはラップトップPCを買ってBASICやゲームなどになれていたことから、それほど抵抗はありませんでした。しかし、そうではない人にとっては一苦労だったかもしれませんね。特にバブルがはじけて就職活動が厳しくなっていった頃であり、何か一芸を持っていないと嫌みを言われた世代。Excelの使い方や、パソコン入門といった雑誌などを読んだことがある人も少なくないことでしょう。

あの頃は、自分が身を立てるために必要な物として勉強しました。それが高じてIT業界に入った人だって居ることでしょうし、必要最低限の覚えることだけでも覚えようとした人も居ることでしょう。私はその頃VBで見積もりツールを作ってとか、実業務以外のところでちまちまとやらされていました。VBの勉強をするという意味では今までパソコンをいじってこなかった人たちとも大差が無い感じでしょうね。

2度目の勉強…スマホ

時代が過ぎて、それぞれの人生を歩んできたアラフォー、そろそろ小学生、中学生といった子供が居る人も多いことでしょう。そして、次の問題が発生します。子供に与える携帯電話、スマホの問題です。

パソコンを習うのは自分のため、そして今度は自分の子供たちが犯罪に巻き込まれたりしないようにするために勉強をすることになります。物心ついたときにすでにパソコンが自宅にあった世代や、学校の授業でパソコンが取り入れられている世代は自主的に何かをしなくても好奇心や義務によってパソコンを扱うことが出来るようになっていきます。しかし、パソコンの爆発的普及黎明期、そしてスマホ黎明期の両方を経験することとなっている今のアラフォーはいろんな意味で厳しい世代となっています。

団塊ジュニアとして競争し、自らを高めるために努力し、そして子供のために努力する。結構厳しいですね。そして、若い頃と違いいろいろなことを素直に学べるかと言うとそうでもなくなってきている年です。本当につらいと感じる事もあることでしょう。

情報が散乱し、どれを信じていいのか、何を信じていいのかわからない現代、そこから本当に必要なことを学び覚える。そしてそれを子供に伝える、その労力は大変な物でしょう。

詳しい人は必ず居る

しかし、どの世代であっても詳しい人は必ず居ます。交友関係を見回してみると、自分よりわかるだろうと言う人が居れば素直に頭を下げてでも教えを請うのが正しい方法ではないでしょうか。私の周りにはほとんど連絡を取らなくなったとはいえ、同じようなIT業界に進んだ人間が同じ中学の同級生に2名います。中学、高校とよく連んでいた友人です。まあ、類は友を呼んだだけなのかもしれませんが。

かつての交友を暖めつつ、いろいろなディスカッションをしてやり方を考えていく。いわば学生時代に戻ったような付き合い方で2度目の勉強を軽くすると言うこともできるでしょう。人生も折り返し地点、ここらで一つ身の回りの人を見直して、スマホについても考えてみてはいかがでしょう。

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