【iPad 周辺機器】Jot Script2 Evernote Edition その2

これからは名前が長いのでJotって事にします。ついでにPSA-TPA2はTPA2にします。ついでにSu-PenはSu-Penで。

さて、このペンの特長をいくつか紹介しよう。まずは仕組みについて。

細いペン先が誕生したのは…

通常、静電容量式のタッチパネルでは接点の電気を感知して、キーをタップしたり操作を行います。そのため、感知できる電気容量になるにはある程度の接触面積が必要でした。しかし、JotやTPA2等は自分で電気を発生させるため、パネルが感知できる電気容量を少ない面積で稼ぐことが可能です。

一般的にはこういうのを「アクティブスタイラスペン」と言うそうです。2013年頃から登場し始め、日本ではプリンストンや日本トラストテクノロジーなどが外国製OEMを中心に展開しているようです。これらアクティブスタイラスペンの登場は今までのスタイラスペンの常識を変える事になります。ペン先が細くできるという事は、紙とペンを利用する感覚に近くなり、今まで以上にペーパーレス社会に貢献できる可能性があります。

いい事ばかりではない

もちろん本来の認識されかたとは若干違うため、アクティブスタイラスペンはいい事ばかりではありません。電気を発生させるため、総じて価格が高くなり、現在は中心的な価格帯が4000円〜5000円と高額になっています。もちろん、機能性などを求めると10,000円近くするものもあります(まさに今回買ったペンがそうなんですけど)

また、電気発生の関係上なのか、iPhoneやiPadの液晶特性なのか、ペンを倒すと線がずれたりヨレたりしてしまう事があります。特に画面の端ではその現象が顕著に出てしまい、まともな線が引けない事もあります。このあたりはおそらく改善は難しいんじゃ無いかなと思っています。ただ、これを少しでも良くするためにBluetoothでペアリングして補正する機能もありますが、対応したアプリでのみ利用可能なため、万能ではありません。

今回はズレの動画で終了

まあ、パームリジェクションがあればペンを倒すこともあまり無いのでいいかなと思っています。

 

フォローする

コメントを残す