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カテゴリー: ハードウェア

  • 【m-Book w890】全ばらしはめんどくさいので裏蓋だけ

    Surface Laptopは全く分解できなかったPC、MK31はデスクトップなんでばらすのは簡単。その間に買ったのはぶっ壊したhpのPCでした。と、今書いていて思ったんですが、テンキー付きのノートは初めてじゃなくて、PowerBook6560が言われてみればテンキー付きノートでしたなあ、と思い出しました。これを買ったのはSurface Laptopを買う前年だったかなと思います。

    ビスがおおいと感じた

    この手のばらせるPCでは普段全ばらしを一回するんだけど、でかくてめんどくさいってのもあるのと、裏蓋を外したらほとんどのパーツにアクセスできそうなので、裏蓋だけ外して中を見てみました。ちょっと面白いというか、しばらく使えそうだなあというところがありました。

    まず思ったのは、裏蓋のビスが多いと感じます。普通の倍くらいの数があるんじゃないかな?

    長めのビスが14本、バッテリーの近くに短いビスが3本と全部で17本のビスで止まっています。裏蓋だけでこれだけのビスは初めてかもしれません。普通10本以下だと思いますが、なんかすごい多かったです。

    数が多いのが悪いこととは言いませんが、ちょっと多すぎじゃね?その割に1本あたりが細くないか?なんて思ったのは秘密です。

    バッテリの事は忘れてください

    この手の大きいPCだと、バッテリー駆動はあんまり考えられていません。Surface Laptopは10時間近く使えますとか、そういうのが売りなんですが、この据え置きノートはバッテリーはおまけみたいなものです。どうせなら無くてもいいんじゃ無いか?と思ってしまうこともあります。

    まあ、取り外しが出来るので、使わないで外しておいてもいいんだろうと思います。

    こんな感じで本体のサイズと比べるとバッテリーはかなり小さめです。日本では、使い物にならないと言われつつも使われているJEIDA2.0で計測した結果は6時間相当だそうですが、多分実質は1時間も持てばいいんじゃ無いかと思っています。
    バッテリー駆動はしていないので、実際の駆動時間に関しては不明です。
    ありがたいのは取り外しができる事で、先ほど述べたように外しておくことも出来ますし、万が一にも膨らんでも本体に損傷は少なくて済む、交換ができると言ったところがあります。Surface LaptopもMacBookもバッテリー内蔵としたことで、ある程度の製品寿命を決めている感があるので、それと比べればいいことだと思います。

    そして開けてみた

    裏蓋を開けてみたんですが、ビスを外しても爪がしっかり止まっているので本体はかなりしっかり組み立てられています。そもそも裏蓋はどんななのかと言うと。

    メッシュになっていますが、吸気口として穴が結構開いているように見受けられます。それだけ廃熱が大変という事かもしれませんね。

    ではあけてみます。

    全体はこんな感じ。上野全体画像と上下逆さまになっているのでちょっとわかりづらいかもしれませんが、この画像ではバッテリーは上側に付ける感じになります。
    中央やや後方にCPUが設置されているのも珍しいような気がしたんですが、今はそういうものなんでしょうかね。ファンが2つあり、CPUとGPUの両方を冷やすためのヒートパイプも全部で4本ついています。冷却は結構出来ているようで、評価サイトでは60度以上になることはほとんど無いみたいです。

    外してはいませんが、このあたりがCPUとGPUでしょう。ヒートパイプが一杯ついていますね。これはそれぞれのファンまで繋がっています。そのファンは左右に1つずつありますが、形状が違います。

    裏返しなので右側を向いています。本体を使う時には左側へ廃棄するためのファンがこちら。CPU用のメインのファンかと思われます。ホントはこのヒートパイプを剥がして中身も見たかったんですけど、グリスとか色々めんどくさくなるのもイヤなので、もしやるとすれば1年か2年後にCPUグリスが弱くなったときにやるかもしれません。まあ、2年使うかどうかはわかりませんけど、壊れない限りは使うつもりなので、その時までお預けですね。

    こちらは右側に廃棄するファンです。左よりも少し奥(後方)に付けられているのは、右利きの場合にはマウスを右側に持つために、排気した熱風を直接手やマウスに当てないための配慮だとしたら大したものです。実際に、ベンチマークをやったりするときに、近くにステンレスボトルを置いていたらかなりの温度になっていましたからね。

    で、CPUの近くにあるのはメモリスロットです。この機種ではメモリスロットは2つ付いていて、16GBだったら8GBのメモリが2つでデュアルチャネル駆動をするということになります。メモリも多くなりましたね。私は最初に買ったラップトップはメモリが4MBだった気がしますし、そもそもその前は640KBだった時代もありますもんね。今は標準が8GB以上ってのが多くて、32GBやそれ以上積んでいるマシンも見かけられます。私の用途ではそこまでのメモリを積んでも意味がなさそうなのでこのあたりに抑えておきました。

    8GBのメモリを2枚積んでいます。上はわかりませんが下のモジュールにはADATAの文字が見られます。また、よく見るとチップにはハイニックスの文字も見えるので、まあその辺のチップなんでしょう。安定して動いてくれれば特に気にしないって感じなんでいいです。
    もしも増設する場合には、2枚一組で変更が必要となるので、必要に迫られなければやらないでしょうね。まあ、迫られることがあるのかどうかも不明ですけど。

    ストレージは全部で3つ付けられる

    ストレージに関しては、SATAとM.2接続の両方があり、今回SATAにはHDD(1TB)を搭載し、M.2にはSSD(512GB)を搭載しています。M.2の方はNVMe接続のため、転送速度がかなり速いものになります。

    搭載されているHDの型番を調べたらSeagateのバラクーダぽいのが出てきたので、それなんでしょう。HDDメーカーも淘汰されて数社しかないので特にこだわりはないので壊れなければ何でもいいです。

    使う時には右側に設置されているのがSATAで、端子はSATA3.0、転送速度は6Gbpsの速度が出ます。まあ、HDDの速度を考えれば十分でしょうね。HDDも大容量ストレージとしては未だに利用されていますが、起動ディスクやアプリケーション用としては速度の問題で使われなくなってきています。かといって、安くなったとは言えSSDはまだHDDよりは高い。データストレージはHDDでもいい、ただアプリケーションなどは高速起動したいという事でこのように別々にする事が多いと思っています。

    ただ、ノートPCでは大きさや積む場所、重量などの問題で2つのストレージを積まないケースも多いようです。Surface Laptopもそうでしたし、その前に買ったhpのProBook6560bもストレージは1つだけ搭載でした。

    で、SSDはと言うとM.2端子が2つ付いています。つまり2本のSSDをさせるという事になります。まあ、そこまで必要かどうかは不明ですが、あって困るものでもないのでそれは歓迎すべき事かもしれません。ちなみに、このSSDはウェスタン・デジタル製のものでした。

    SSD2本とHDD1本が搭載できるので、やろうと思えばSSD2TBx2+2TBの搭載で6TBの容量を得ることも出来ますが、私の用途ではそんなもんいらないので、今ので十分です。過去データとか見てない動画データとかこまめに整理してOneDriveの1TB以下にするのが私の使い方なので。

    ただ、やれることがある(いじれるところがある)というのはやっぱり楽しいですよね。やるかやらないかは別としても。

    無駄増設かもしれない無線LAN

    今回、BTOで変更したパーツは2つ。1つはSSDを256GBから512GBへ、もう一つが無線モジュールです。Wi-Fi6対応のIntelのものにしたんですが、結局据え置きノートなので有線を繋いでいるという事、ウチの無線ルーターはもちろんWi-Fi6になんて対応していないと言う事。そもそもインターネットがJ:COMで、でても100Mbpsちょっと程度って事。Surface Laptopからはデータの抜き取りがほとんど無い。デスクトップからもデータの抜き取りはほとんど無くて、実質やったのはOneDriveとの同期だけでした。

    なので、変更した意味があまりありません。まあ、そういうこともあるかなという感じでいますけど、ちょっと損したなという感じは否めませんね。

    内蔵スピーカーは2wらしい

    内蔵スピーカーは前面にあり、スピーカー用の穴も開いています。出力は2wあるそうで、スピーカーのサイズも以前のモデルより大きくなっているとのこと。でも、中々壊れないで使えているスピーカーがあります。
    https://www.jp.onkyo.com/pcaudio/poweredspeaker/gxd90/index.htm
    これをもう13年以上使っているんですが、あまりにも壊れなくて、すでに机の上の一部と思うくらいなので、使い勝手も含めてそのまま使っています。
    なので、これがある以上はわざわざ出力の小さい内蔵スピーカーを使う必要が無くて、ちょっとケーブルが邪魔なんですけど、それは仕方ないかなとおも思っています。

    まあ、動画は今はiPad Proで見ていることが多いので、そちらに付けたりノートに付けたりとしていますけどね。

    左右にこんな感じでスピーカーはついています。まあ、でかいスピーカーに比べるべくも無い小さい内蔵スピーカーですね。まあ、その辺はあまり気にしないで使っています。ただ、内蔵スピーカーの音質として考えると、Surface Laptopの方がよかったような気がします。こっちの方が音が軽い感じがします。

    パーツそのものは価格相応

    いいパーツというか、品質の高いものを使っているというところは特に無く、このスペックでこの価格帯ならばこんなもんでしょう。といった所でしょうか。
    まあ、悪くないなと思います。何より起動も速くてサクサクと気持ちいい使い勝手ですしね。

  • 【m-Book w890】ではベンチマークとかを取ってみたり

    今、ウチで稼働中のPCは3台。1台はファイルサーバの様に使っているデスクトップ、あとはSurface Laptopと今回買ったm-Bookと合計で3台使っている。と言っても、Surface Laptopは過去データの移行が終わったりしたらなにに使うかまだ決まっていない感じですけど。
    以前だったら、ベッドサイドで動画見たりするのに使うんでしょうが、ベッドで動画は今はNest hub maxがあるので、そちらを利用しています。捨てるにはまだ惜しいスペックなので、何かしらに使おうと思います。

    で、その3台で共通して出来たベンチマークは骨董品ベンチ、CrystalMark飲みでした。
    理由があって、デスクトップは最大でも50%のパフォーマンスしかでないように設定をしてあるので、今ベンチを取っても本当のスペックはわからないんで。
    で、Cinebenchを2台のノートに入れて測ってみました。
    なので、実質2台で確認したような物です。

    まずは、CrystalMarkの結果を

    前は画像で貼り付けていましたが、すべての項目が見えてないのでテキストを貼り付けていきます。

    MK31(デスクトップ)の過去にとってあったやつはこんなです。

    CrystalMark Result

    CrystalMark : 216947
    [ ALU ] 67461
    Fibonacci : 24604
    Napierian : 13897
    Eratosthenes : 11373
    QuickSort : 17565
    [ FPU ] 42521
    MikoFPU : 6523
    RandMeanSS : 16479
    FFT : 13755
    Mandelbrot : 5742
    [ MEM ] 46245
    Read : 17190.58 MB/s ( 17190)
    Write : 8476.07 MB/s ( 8476)
    Read/Write : 8512.64 MB/s ( 8512)
    Cache : 120458.32 MB/s ( 12045)
    [ HDD ] 39054
    Read : 384.68 MB/s ( 7423)
    Write : 291.98 MB/s ( 6919)
    RandomRead512K : 244.49 MB/s ( 6444)
    RandomWrite512K : 291.09 MB/s ( 6910)
    RandomRead 64K : 134.58 MB/s ( 4691)
    RandomWrite 64K : 266.79 MB/s ( 6667)
    [ GDI ] 14421
    Text : 6306
    Square : 1061
    Circle : 3364
    BitBlt : 3690
    [ D2D ] 2269
    Sprite 10 : 314.93 FPS ( 31)
    Sprite 100 : 200.35 FPS ( 200)
    Sprite 500 : 83.30 FPS ( 416)
    Sprite 1000 : 46.95 FPS ( 469)
    Sprite 5000 : 11.39 FPS ( 569)
    Sprite 10000 : 5.84 FPS ( 584)
    [ OGL ] 4976
    Scene 1 Score : 3021
    Lines (x1000) : ( 447924)
    Scene 1 CPUs : ( 64)
    Scene 2 Score : 1955
    Polygons(x1000) : ( 82521)
    Scene 2 CPUs : ( 32)

    まあ、以前も掲載したかもしれませんが、21万ちょいちょいってところです。最初にSSDを導入したときにはこんなに速いんだなあなんて感動したものですが、今では起動ドライブがSSDという構成が一般的になってきたので、以前ほどの驚きはありません。

    続いてSurface Laptopです。

    CrystalMark : 203303

    [ ALU ] 43329
    Fibonacci : 15429
    Napierian : 12387
    Eratosthenes : 5997
    QuickSort : 9494
    [ FPU ] 36053
    MikoFPU : 5824
    RandMeanSS : 17304
    FFT : 8671
    Mandelbrot : 4232
    [ MEM ] 48819
    Read : 11065.56 MB/s ( 11065)
    Write : 12692.21 MB/s ( 12692)
    Read/Write : 12483.48 MB/s ( 12483)
    Cache : 125578.40 MB/s ( 12557)
    [ HDD ] 50280
    Read : 699.98 MB/s ( 8999)
    Write : 791.90 MB/s ( 9459)
    RandomRead512K : 282.67 MB/s ( 6826)
    RandomWrite512K : 762.66 MB/s ( 9313)
    RandomRead 64K : 257.39 MB/s ( 6573)
    RandomWrite 64K : 722.12 MB/s ( 9110)
    [ GDI ] 14037
    Text : 6263
    Square : 949
    Circle : 2923
    BitBlt : 3902
    [ D2D ] 0
    Sprite 10 : 0.00 FPS ( 0)
    Sprite 100 : 0.00 FPS ( 0)
    Sprite 500 : 0.00 FPS ( 0)
    Sprite 1000 : 0.00 FPS ( 0)
    Sprite 5000 : 0.00 FPS ( 0)
    Sprite 10000 : 0.00 FPS ( 0)
    [ OGL ] 10785
    Scene 1 Score : 6556
    Lines (x1000) : (1105959)
    Scene 1 CPUs : ( 128)
    Scene 2 Score : 4229
    Polygons(x1000) : ( 238036)
    Scene 2 CPUs : ( 128)

    今回新しく取り直したのですが、ディスクの速度が前と比べて速くなっているような…。
    以前の結果は
    [ HDD ] 38912
    Read : 491.06 MB/s ( 7955)
    Write : 219.90 MB/s ( 6199)
    RandomRead512K : 384.91 MB/s ( 7424)
    RandomWrite512K : 220.43 MB/s ( 6204)
    RandomRead 64K : 169.01 MB/s ( 5380)
    RandomWrite 64K : 187.51 MB/s ( 5750)
    という速度でした。ちなみに、このベンチマークを取った個体は死んじゃったので本体交換で新しい個体になっています。ReadもWriteも全然速度が変わっていますね…何があったんだろう。と言うわけで、この分のスコアが上乗せされてCPUのスコア差をかなり埋めているようで、大差が無いスコアとなっています。相変わらずD2Dは動きませんでしたけど。

    最後はm-Bookです。

    CrystalMark : 526076

    [ ALU ] 171033
    Fibonacci : 60788
    Napierian : 46442
    Eratosthenes : 25406
    QuickSort : 38375
    [ FPU ] 135123
    MikoFPU : 23280
    RandMeanSS : 59219
    FFT : 35735
    Mandelbrot : 16867
    [ MEM ] 107652
    Read : 35861.33 MB/s ( 35861)
    Write : 13785.49 MB/s ( 13785)
    Read/Write : 13747.92 MB/s ( 13747)
    Cache : 442376.39 MB/s ( 44237)
    [ HDD ] 54547
    Read : 1145.60 MB/s ( 11228)
    Write : 1040.15 MB/s ( 10700)
    RandomRead512K : 606.13 MB/s ( 8530)
    RandomWrite512K : 770.85 MB/s ( 9354)
    RandomRead 64K : 161.22 MB/s ( 5224)
    RandomWrite 64K : 802.24 MB/s ( 9511)
    [ GDI ] 20538
    Text : 8355
    Square : 1610
    Circle : 5133
    BitBlt : 5440
    [ D2D ] 2519
    Sprite 10 : 256.29 FPS ( 25)
    Sprite 100 : 185.65 FPS ( 185)
    Sprite 500 : 83.01 FPS ( 415)
    Sprite 1000 : 51.10 FPS ( 511)
    Sprite 5000 : 13.50 FPS ( 675)
    Sprite 10000 : 7.08 FPS ( 708)
    [ OGL ] 34664
    Scene 1 Score : 13320
    Lines (x1000) : (2807544)
    Scene 1 CPUs : ( 512)
    Scene 2 Score : 21344
    Polygons(x1000) : (1653545)
    Scene 2 CPUs : ( 1024)

    まあ、差がつくとは思っていましたが、まさかの2.5倍とは思いませんでした。用途の違う(パフォーマンスか省電力か)事もありますが、やっとSunday bridge世代のCPUを大きく上回る様になりました。これで消費電力は45wなんですから、十分ではないでしょうか。あ、Surface Laptopのは更に低いからそれはそれで十分かもしれませんが。

    続いてはChinebench

    こちらは画像で結果を貼り付けます。

    こちらのベンチマークはマルチスレッドが大きく効いてきます。そのため、2コア4スレッドのCore i5 7200Uでは大きな差が出るんじゃないかと思っています。

    さて、こんな数値です。ハイスペックな上二つに関しては、1位のが約200万位するCPUで、2位のが70万くらいするCPUです。なので比較対象とはならないと思っています。
    すぐ下に5300Uがいるあたりからも、順当なのかもしれないですね。

    約3.8倍の違いがありますね。スレッド数が4から12と3倍になるので、まあそんなもんでしょうか。しかし、7700Kはデスクトップ用のやつなのを考えると中々いい数値なんじゃないでしょうか。

    と言うわけで、比べるのが間違っているベンチマークでした。
    ちなみに、これで14万ちょっと(税別)ってのなら十分ですね。

    次回はちょっと下使い勝手についてとか、数日使ってみて思ったことなんかを纏めてみたいと思います。

  • 【m-Book W890】実際はどんな感じなんだろう

    では、各部というか、本体の構成はどんな感じなのかを確認してみようと思います。と言っても、今回はばらすわけではありません。ばらしたいけど、動作確認とかした後でないと出来ないなあと言うのが正直なところです。

    USBは側面に4ポート

    Surface LaptopではUSBは1ポートしか付いておらず、それもType-Aのみ。でも、この機種ではUSBポートが全部で4ポートあります。ただ、すべての端子が同じではなくて、それぞれ違う特徴を持った端子になっています。

    仕様から読み解くに、USB2.0が1つ、3.0が1つ、3.1が2つ。3.1はType-AとType-Cが1つずつと同じ仕様の端子はひとつもありません。まあ、今までSurface Laptopで使っていたのはUSB接続のDVDドライブとLogicoolのレシーバーが1つ常時使っており、その他としてはUSB接続のゲームコントローラだったりスマホ充電にしたいと思っていたりと、基本Type-Aで事足りていました。このPCはでかいし電力も使うのでPowerDelivery対応だったとしても、USB-Cでは動作できないと思うので、それは良いんですが色々端子があれば使い勝手は良くなると思っています。

    それも、左右に分かれているので、片方だけに偏ってしまうこともなく、まんべんなく周辺機器を利用出来るというとてもいい感じになっています。
    そんなUSB端子がどんな配列なのかというと。

    こちらが向かって左側の端子類です。手前からヘッドホン、マイク、USB2.0、USB3.0の順に並んでいます。
    なので、普段はこのヘッドホン端子に古くから使っているスピーカーを繋ぎ、USB2.0の端子にマウスのレシーバーを繋いでいます。
    左側面はすっきりとしたフォルムになっていますね。ちなみに奥に見えるのは排気口で、コレは広報左右についてるので、排気口はバッチリと言う事でしょう。今まで使っていた超低電圧版と違って、このCore i7-9750HはTDP45w使うので、廃熱に関しては気になるところです。(Surface LaptopはTDP7w)

    こちらは右側です。USB3.1のType-AとType-Cが1つずつついています。その横にある穴はSDカードリーダーです。その奥は排気口ですね。排気口はサイドの1/3よりちょっと大きい位のサイズです。かなり大がかりな冷却が必要って事なんでしょうね。そんな左右のUSBですが、数は十分足りるかなと。USBハブも持っていますので、それを使っても良いんですが、何せ古いUSBハブなので、2.0にしか対応はしていません。まあ、その辺はこれを機会に買い直しても良いかなとも思っています。

    正面にあるのはインジケータのみ

    正面にはいくつかのLEDでインジケーターが作られています。

    正面側にはこのように電源などのインジケーターがついています。これらは見づらいですが、電源、バッテリー、LAN、ストレージのインジケーターですが、ぱっと見どれがどれだかわかりません。説明書を見るかよく目をこらしてみないとどのインジケーターが何の意味をなしているのかはわかりにくいのが実情です。
    特に、私みたいに老眼が始まっている人間には刻印されているアイコンは読めません。
    どれも特に問題はなさげですけど、誤って電源ケーブルが抜けているとかそういうときには気になる項目になるかもしれませんね。

    邪魔なケーブル類は背面に設置されている

    USBなどの付けたり外したりするする事があるものは側面でも問題ありません。逆に刺しっぱなしにするようなものがあればそれは別のところにあった方が良いんじゃないかと思っています。
    私の使い方ではヘッドホン端子も付けっぱなしに近いので側面ではない方が良いんですが、一般的にはヘッドホン(イヤホン)端子は付けたり外したりする可能性が多いものだと思います。
    もっと付け外しが少ないもの…つまり電源などです。電源ケーブルと液晶の接続端子などは背面に設置されています。

    コレは本体の背後に当たる部分です。ここにHDMI、ディスプレイポート、有線LAN、電源が設置されています。今回、机の上に置きっぱなしを想定して、無線LANのモジュールをアップグレードしたにも関わらず有線LANを繋いでいます。なんでアップグレードしたのか、今となってはわかりませんが、とりあえず有線で問題無く利用出来ているのでしばらくはこのままとしたいと思います。

    まあ、夏場になってパソコンの置いてある部屋が暑くてたまらなくなったときには、クーラーがついている別の部屋に移動するので、その時には無線を利用するんじゃないかな。と思います。

    HDMIに関しては、対応するディスプレイがうちには1台もなく、正直この17インチの液晶を持ったノートがぶっ飛ぶまでは買う予定もないと言うのが実情です。なので、背面では事実上使う事になりそうなのは電源と有線LANのみとなりそうな気がしています。ただ、どちらも簡単に取り外すものではないので、背後にあった方が便利だと思います。

    タッチパッドは大きめです

    タッチパッドは大きめに作られており、操作はしやすいと思います。ただ、私はマウスを使っているので実際にこれを使うことはほとんどありません。使うのはその左上についている指紋認証くらいでしょうか。

    本体が大きい分、タッチパッドも大きく作られているという感じです。また、いくつかのジェスチャーも使えるようになっているようです。まあ、結局使わないんじゃ無いかと思いますけどね。
    左上に小さく見えているのが指紋認証のやつです。これ、小さくて最初勘違いしていました。

    ぱっと見わからなくなりそうな指紋センサーです。この指紋センサーはセットアップの時に往生しました。
    と言うのも、別のPCで使っている指紋センサーがスライドして認証するタイプだったので、これもそうでは無いかという事で、指をスライドしまくって登録が出来ないと1日以上悩みました。結果、もういいやと指を置いているだけにしたら登録できたというもので、使い方がわからないままセットアップしようとしていたものです。
    この位置だと、普段使おうとすれば左手の指を置くことになるので、登録は左手の指を登録しました。指紋でも何でもいいんですけど、やっぱりパスワードやPINコード以外の生体認証は楽でいいですね。しかも、指紋だと比較的セキュリティも高いですし。
    まあ、据え置きノートではあまり意味が無いかもしれませんけど。

    キーボードにはバックライトがついています

    肝心のキーボードの配列についてです。
    キーボードはパソコンで一番使うデバイスなので、この配列や使い勝手は一番重要だと私は考えています。そのため、デスクトップ時代にはいつもRealforceのいいキーボードを使っていた位ですから。

    で、このキーボードですが、ストロークとキーピッチはそれほど問題ではありません。しかし、一部キーの配置が当然というか、しかたがないんでしょうけど気に入りません。
    アルファベットのキーに関しては特に問題は無いと思います。キーピッチが18ミリ程度なので、もう少しあってもいいかなと思いますけど、そんなに問題は無いと思いますけど。

    また、たわみなどはほとんど無くて強めにキーを叩いてもそんなに問題がありません。これはいいことで、今時珍しいのかでかいノートではこういうものなのかがわかりません。実は、前に使っていたSurface Laptopでは真ん中辺で若干のたわみがあったので、それがないのはとてもいいなと思います。本体重量が思いだけあって、その辺のパーツは軽量化よりは頑丈な方を選んでいるのかもしれませんね。

    このあたりの配列はそれほど問題ではありません。また、バックライトもあるので暗い中でも使いやすいキーボードとなっています。

    バックライトもSurface Laptopより明るくて見やすいものになっています。しばらくキー入力がないと勝手に暗くなるのもいい事です。

    部屋の電気を消して撮した画像です。かなり明るいのがわかると思います。
    これは見やすいように黄色にしていますが、色はいくつかから選ぶことも出来ます。青や赤、緑などをカラーパレットから選ぶような感じになっています。

    こんな感じで色を選ぶことが出来ます。さすがに赤はエラーっぽくて気に入らないのと、緑は私が色弱なのでやめておいて、明るい感じの黄色にしています。こういった設定は今までなかったのでちょっと楽しいですね。

    キー配置で一部だけ不満が・・・

    キー配置は特に問題が無いんですけど、一部分だけ不満があります。
    これは1つはSurface Laptopでも不満だったんですが、この機種でもそれは踏襲されていました。

    このBackSpaceキーとDelキーの大きさについてです。なんとなくですが、BackSpaceキーは大きめにつくって欲しいというか、横長のキーというイメージがあるので、これはもう少し大きめのキーにして欲しかったなと思っています。横にあるNumLockキーと同じ大きさなので、間違えてそっちを押してしまうことが結構あります。まだキー配置になれていないという事もありますけど、そのうち慣れるんでしょうかねえ。

    また、テンキー付きノートは初めてなので、どうしてもBackSpaceキーなどは端っこというイメージがあって微妙に位置を間違えてしまいます。これは、慣れの問題かもしれませんが、会社で使っている小型ノートと色々配置が違うためにいつになったら慣れるのやら、と感じています。

    もう一つの不満がカーソルキー付近の配置です。

    このようにテンキー側に右カーソルキーが出っ張っています。そして、その分0のキーが小さくなっています。この辺はテンキーを使う時に位置がおかしくて間違えやすくなります。ただ、テンキー付きノートはこういうのが基本なのかもしれませんので、なんとも言えません。
    また、Surface Laptopではカーソルの上下が小さく(半分の大きさ)作られていたため、使いづらかったのですが、上下は同じサイズなのでマシだと思っています。
    この配置が正しいかどうかはわかりませんが、これも慣れていくしかないのかなと思います。

    UIとインターフェイスは実は重要

    実はこういったUI、ユーザーインターフェースは重要な部分で、これがおざなりだととても使いにくく仕上がったりします。小さい筐体に無理くりキーを配置するという事も珍しくありません。それを思うと液晶サイズが17インチと大きいため、キーボードももう少し余裕を持った設計にしてもよかったんじゃないかと思う部分はあります。
    デスクトップと違ってこういった部品を交換出来ないため、判断に困ることもあるのは事実ですね。

    さて、次回はSurface Laptopとのスペックの違いなんかを書いてみたいと思います。

  • 【m-note W890】開封と各部の印象など

    と言うわけで、注文通り5営業日で到着しました。
    最初の印象としては「でかいな」としか出てきませんでした。

    と言うわけで開封してみよう

    久しぶりに買うノートPCなんでちょっと楽しみというか、どういう風な挙動するんだろうとか、液晶でかいやつはどんだけなんだろうとか色々思いつつ開封をしていきます。

    梱包からして大きいなとわかるものだったんですが、比較対象がないのでわかりづらいですね。

    それにしても、マウスコンピュータのロゴはステレオタイプにマウス(ネズミ)と言えばチーズという事でこのロゴなんでしょうけど、誰か止める人はいなかったんでしょうかね。

       

       

    と言うわけで、外箱を開けてみます。

    さらに箱が出てきました。これ、外箱ってなんのためにあるんですかね。へこみとか傷とかつくと嫌がる人がいるんでしょうね。私は逆に過剰梱包では無いかと感じるタイプなんですけど。
    イメージカラーが黄色なのもチーズをイメージしているんでしょうかねえ、嫌いじゃないですけど、なんでネズミがチーズなんでしょうかね。

      

      

    さて、更にこの中にブツが入っていることになります。

    さて、そんな訳で上から開けてみますけど、ちゃんと保護材が入っていますね。当たり前のことなんでしょうけど、結構ピッチリと入っているので、引っ張り出すのにやや往生しますね。
    まあ、そうじゃないと中で揺れたら破損の原因になりますからね。

     

     

      
     

    こういう感じで上下に緩衝材が入っています。なんとなくイメージ的にこういう緩衝材って箱に対して垂直、つまり上に引っ張って出すならば、左右に取り付けるというイメージがあったんですけど、そういうものでもないんですかねえ。まあ、入っているものによって異なるのかもしれませんが。

     


     
     


    梱包用のビニールを剥がすと更に不織布で保護がありました。コレは液晶側の上蓋のみについていましたが、何重にもしっかりとした梱包がされていますね。個人的にはここまでしなくても…ですけど、新品で買ってちょっとでも傷が入っていたら確かに気になってしまうかもしれないので、コレは人によっての感覚なんでしょうね。

    おそらくですけど、家電メーカーとかではないから逆にちゃんとしていますよ感が必要なのかもしれませんね。

     

    そんな訳ででかいのはわかった感じですけど、でかけりゃ良いってわけでもないとは思います。特に、使っている机の上でどうなるかってのも問題になりますし。ただ、今まで使っていた古い液晶を取っ払ったので、それで少しはマシになったかもしれませんが。

    開封と言いつつ、ホントに箱から出すだけの状況になりましたけど、箱から出してしまえば後は設定をするだけです。
    次回は各部の確認というか、詳細の本体を見ていきたいと思います。

  • 【m-book W890】1.5万円引きだったこともあって買ってもーた

    以前のSurface Laptopを買ってから早3年近く。スペック的には問題は無いと思うんですけど、そろそろ老眼が始まる初老の季節には13.5インチはややつらい。もう少し大きめの液晶があった方が良いかなというところと、今ではファイルサーバとなっているデスクトップマシンもそろそろ限界に近いかなというところもあり、据え置きノートとして使えるものを買おうかなと思っていました。
    昨年11月と今年2月の臨時収入があったので、それらを原資にして買うことにしました。

    もう薄軽いやつはいらないや…

    今使っているSurface Laptopもどちらかというと薄軽いタイプでCPUはモバイル向けの超低電圧版みたいなモデルです。ですが、普段iPad Proを持ち歩いているとPCを持ち歩く事が限りなく少なくなります。データ類はほとんどがクラウドにも上がっているので、外で使うことはまあないだろうという判断。
    だったら、普通に据え置きのデカ目のノートでもいいんじゃないかと言う気がして、その手の機種を見てみることにしました。
    昔のように毎年買い換える必要も無いというか、むしろ毎年買い換えるのはスマホになってしまったと言う事もありますが、コレは身近に置いているデバイスがPCからスマホに変わった事の表れなのかもしれませんね。

    薄軽いのではないモデルを買うとなったら、主要メーカーである必要は無いと判断。と言うのも、薄くするための設計は大手メーカーの方が知見があるだろうという勝手な思い込みがあるためです。なので、今回はショップブランドなどをメインで追っかけてみます。

    候補はいくつかありますが

    候補としてあげられるのは
    ・ドスパラ
    ・レノボ
    ・マウスコンピュータ
    ・ツクモ
    あたりを狙ってみます。どのメーカーも初めて検討するところです。レノボはThinkPadブランドは考えたこともありますが、私が最後に買ったThinkPadはまだIBMのロゴが入っていた時代なので、初めてとなります。他にもASUSやAcerなんかも良いかなと思ったんですけど、大きめのPCならどこも大差がないだろうと言う事で、カスタマイズが出来て自分が狙っているスペックにほぼほぼピッタリだったマウスコンピュータのものを買うことにしました。

    マウスコンピュータは評判はぼちぼち、中華系企業が発祥ですが、今では安いDisplayメーカーだった飯山を買収して傘下に収めているところです。特にその辺はこだわりがなくちゃんと使えるPCを適切な金額で提供してくれればそれでいいだけです。
    この中でも据え置きノートを考えているので15インチ以上のモデルを見てましたが、メインとして使うのであればストレージは大きいのが欲しい。でも、今更HDDだけってのは無理。ならばデータドライブとシステムドライブをわけられるように2台のストレージを搭載できた方が良いんではないかと思い、2台のストレージを搭載となると17インチモデルの方が筐体に余裕があるので良いかなということで、選定しました。
    まあ、なんかセールで15000円引きしてたってのが一番の理由かもしれないですけど。

    https://www.mouse-jp.co.jp/m-book/mbw/

    買ったのはハイエンドをベースにしたモデルで、このモデルを少しカスタマイズして、税別で14万ちょっとになりました。今はカスタマイズなしで14万超えてますけど、買ったときは値引きしていたので。

    スペックはどれくらい?

    Intel® Core™ i7 İşlemciler

    OS Windows 10 Home 64 ビ ッ ト
    CPU Core(TM) i7- 9750H(6コア/ 12スレッド/ 2.60GHz [最大4.50GHz]
    メモリ 16GB 8GBx2 (PC4-21300 / DDR4-2666 )
    SSD 512GB NVM Express SSD ( M. 2 PCI Express 接 続 )
    HDD 1TB
    グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1650 / 4GB
    有線LAN 1000BASE-T
    無線LAN インテル Wi-Fi 6 AX200(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n 最大2.4Gbps対応)
    マザーボード 「モバイル インテル(R) HM370 チップセット」

    とまあ、昨年発表されたノートPC用としてはハイスペックなものをそのまま踏襲している感じですね。メモリは32GBにもアップグレードできますが、そこまでのメモリは動画編集でもしなければ使わないだろうと思い16GBで控えておきました。

    型落ちと言えばそうですけど、世代によってのスペック差が出なくなっているのでコレでも十分かなという感じです。テンキー付きのノートも初めて、15インチ以上の液晶サイズも初めてと、初めてづくしのPCとなります。

    次回は実際に届いたものを開封、外見などを見ていきたいと思います。