【飯シリーズ】家がついているけど家系じゃない-大和家横浜西口店

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140101/14021476/

横浜西口のディープゾーンのひとつである場所。地理的にはものすごくわかりづらいところだけど、なぜかこの路地には「大勝軒」と「たまがった」がある。なぜかラーメン屋が多いおかしなところとなっている。

そんなところにあるのがこの「大和家」だ。家がついているが、家系ではなく昔ながらの東京ラーメンのお店だ。昔ながらというか、昭和40年代か50年代で時が止まったようなお店だ。

無化調？なにそれ、とんこつラーメン？なにそれ？みたいな感じのお店だ。

醤油ラーメン650円

ネギとチャーシューとメンマ。本当にそれだけ。シンプルな醤油ラーメンだ。すでにこういうラーメンはほとんど見かけない。もっと洗練されて高い食材を使っていたり、こってりしてみたり、色々と創意工夫があるのが今のラーメンだ。

このラーメンはそれらの始祖とも言える、ご先祖様ラーメンだ。まずいか？と言われると今時のラーメンに比べればおいしくないかもしれない。でも、醤油がキリッときいていて、鶏ガラと野菜の穏やかなスープ。旨味を足すだけのために化学調味料を少し入れる。

そんなラーメンだ。麺も細縮れ麺の昔からの麺。これもまたいい感じだ。子供の頃、個人経営の小さな中華料理屋や食堂で食べた味だ。

今回は半チャーハンをセットにしてみた。

チャーシューとネギ、玉子のシンプルなチャーハンだ。強火で一気に仕上げているので結構パラリとしたいい感じのチャーハン。

旨いとかまずい以前に、心からホッとするようなメニューだ。たまに横浜に仕事で来るので、また絶対食べにくる。前は一見さんお断りっぽい感じがして入れなかったが、今日はカウンターが空いていたので入れた。もう大丈夫、次回も行ける。

ごちそうさまでした。