情報源: PC Watch
本日あちこちでニュースとして取り上げられていましたが、OneDriveが改悪。特に個人的には無料ユーザーの改悪には首をかしげたくなる内容です。
というのも、他のサービスよりも容量を大きめに取っていた事、後発であるが故にユーザーの取得を目的としていたことがあるはずなのに、いざユーザーが集まったらあっさりと無料プランを切り捨て、有料プランすら改悪を行うという姿勢は…まあ、いつものMicrosoftだなという感じですね。
ただ、この容量ではすべての物をOneDriveにというのは無理。有料サブスクリプションならばまだ良いけど、無料で30GBまで実質使えていた物が5GBに削られてはなんの役にも立たないでしょうね。
ま、iCloudも標準では5GBだけど、これはiPhoneとiPadというハードウェアの大きなシェアがあるからできる殿様商売です。まだWindows10などはそこまでの普及が見られていませんし、今回の改悪はカメラロールで保存していたユーザーは大きな影響が出ることになると考えられます。
画像などを多く保存しているカジュアルユーザーであれば、Googleドライブの「高画質」を利用すれば画像だけならば実質無制限に保存ができます。なので、iPhoneとiPadユーザーであってもそちらを利用した方が良いかもしれません。
正直10GBや20GBなんて今時SDカードでも少ない容量なので、それより小さなオンラインストレージサービスなんて鼻くそみたいな物です。存在価値がほとんどありません。だったら有料で追加しろという話も出てきますが、たとえばGoogleドライブであっても100GBが月額2ドル、日本円にしたら240円程度でしょうか。対して64GBのSDカードはだいたい2000円以下。2枚買っても4000円がいいところ、だとすると、2年使ったらSDカードの方が安くつきますね。
クラウドは安いといわれているけど、本当は…というところがこのあたりからも見え隠れしてくるような気がしています。容量無制限にすることで、プレースフォルダの容量も莫大になるので廃止になった経緯があることから、容量を制限するのであればプレースフォルダを復活して欲しいですね。あれ、やっぱり便利でしたから。