PC好き、ガジェット好き、平凡な日常大好き

投稿者: tknr@tknriiii.net

  • 任天堂カンファレンス

    秋の任天堂カンファレンスが今日行われました。
    これだ!っていうサプライズはなかったんですが・・・。
    PS3で開発をしているといわれていたモンスターハンター3がなぜかWiiへ。
    また、ほぼ同時に行われたWiiのアップデートではUSBキーボードのサポート。
    オンラインゲームなどを行う上では必須になると思うキーボードなので、ちょっと期待してます。
    また、バーチャルコンソールでは伝説の男ゲー「超兄貴」も出ます。

    ちなみにこれ、MADじゃないです。最初からこういう曲なんです。
    Wiiアップデートしてみましたが、伝言板ではキーボード使えますが、ブラウザでは使えませんでした(笑)

  • Let’s note AL-N2T520J5購入記 その1

    マシンスペック
    CPU MMXPentium Processor 200MHz
    HDD 2.1GB
    メモリ 標準32MB/最大96MB
    グラフィック NeoMagic社製 NM2160
    10.4インチTFT液晶 SVGA(800×600ドット 6万色表示) 
    購入金額 中古にて、横浜ソフマップギガストアにて12万

    2台目のLet’s note。
    今まで使っていたLet’s noteも快調に動いていたが、やはりPentium120MHzではパフォーマンスの低さが目立ち、ちょっとしたテキスト打ちなどはいいにしても、ホームページの作成などではつらい部分があり、買い換えを考えるようになった。
    ノートパソコンに必要な条件として、いくつかあげてみる。これは、私がモバイルノートに求める最低条件といっても良いだろう。
    据え置きタイプのノートに比べて求める条件は高くなると思うが、それでこそのモバイルノートだと思う。

    1. キーボードは大きめで使いやすい方が良い。
    2. 液晶の解像度は大きめでXGA以上の表示ができるものがいい。
    3. 入力デバイスが使いやすい、または簡単に扱えるものが良い。
    4. バッテリでの駆動時間は、最低でも2.5時間以上。長ければ長いほど良い。
    5. 軽量、コンパクト。このコンパクトは、薄さのことだけではない。
    6. なるべくタフなもの。衝撃や耐圧性に優れるものがいい。 
    7. 安い(笑)
    8. モバイルであればCDやFDは外付けで良い(もしくはFDはいらない)

    とこんなところをあげておこうと思う。

    こんなところを見ていて、今回候補に上がったのは以下の機種だ。

    1. VAIO C1(もちろん中古)  14万~(若干程度によって差があり)
    2. ThinkPad240(新品20万くらい) 20万~(中古で19万ってのもあった)
    3. Let’s note AL-N3T516(中古)  10万 (64MBのメモリ増設済、A4サイズであることがネック)
    4. Let’s note AL-N2T520 12万  (メモリは32MB、モデムのケーブルが無く通信不可)
    5. VAIO N505/BP 24万  (品切れ 安い割にCDがついていたりお徳だった)

    と、全部で6機種。
    全体として、25万以下でCDドライブはC1とThinkPad240以外は搭載、もしくは外付けで付属されていた。
    今考えてみると、同じような用途で使おうと考えていてもスペックなどがかなり異なる。
    悩んだ最中考えたことを1つずつ書いていこう。

    まず、VAIOのC1だが、これはMotionEyeという33万画素のデジタルカメラが液晶の上部についている。
    液晶は横長の変則な解像度となっており、1024×480ドットと縦方向はかなり狭い。
    それらを含めて特殊仕様の部分が多く、癖がある。
    CDドライブは別売。USBでブートできるCDドライブは大体2万円前後はする。
    バッテリの駆動時間は1.5~3時間程度と短い駆動時間となっている。
    中古と言うこともあるのでカタログスペックは当てにならない。
    また、後に知ったのだが、当時のソニーは独自のバッテリ駆動時間を表記しており、実際にカタログスペックのような駆動時間はできなかったという。
    外付けのバッテリを持っていたが、このPCのメリットはその小ささと軽量な本体であることを考えると、その優位性である軽量コンパクトというところが崩れてしまう。
    ほかのPCを選んだとしても大差が無くなってしまうといえなくもない。
    次に、ポインティングデバイスだが、トラックポイントがついていた。
    トラックポイントは以前のINNOVAが同様のポインティングデバイスを使っており、その操作性については評価が高い。
    ポインティングデバイスはできればこのトラックポイントを搭載したものを購入したいと考えていた。
    HDDは3.2GBと無難にまとまっている感じがある。用途を考えてみれば、それくらいのディスク容量があれば十分使用に耐えることができる。
    同系統のノートPCとして、 C1RやC1Sなどもあるがそれぞれ15~16万前後になっており、スペックや用途を考えると、そこまで出すのであればもうちょっと出して新品を買いたいと思う。
    また、展示品に関しても、自由にさわれるところには一台も置いていなかった。
    すべてがショーケースに入った状態でかなりの台数が展示されていた。
    このVAIOのC1は小型マシンとしてはそれなりに評価されているはずで、世間での評価はまずまずよかったはずだ。
    それにしては、中古市場に流れすぎているなあ…というのが感想だ。
    中古の流通量が多いのはほかに何か問題があると考えざるを得ない。
    もちろん、後継機であるC1RやSが出ていることも原因の一つだろうが、ただそれだけが理由とは思え得ないところもある。
    個人的な評価としては大きさは問題なく、トラックポイントを搭載している点など、評価できるところもあるのだが、逆に独自仕様の部分もあるため無理な作りとなっている本体や、いらないソフトを強制的にインストールさせられてしまう部分などが気に入らなかった。
    また、CDを別途買わなくてはいけない事、バッテリの耐久性の問題などが絡み合って、C1は最初のうちに候補から外れていった。
    続く。

  • ポイントが失効するのももったいないので

     クラブニンテンドーでポイントを集めると景品がもらえる。
    これ自身は数年前から行われており、Wiiの前に出していたゲームキューブの時代にも行われていた特典だ。
    特に気にしていなかったんだけど、ふとしたことで以前買ったゲームキューブのポイントを大量に登録してからというもの、なぜか登録をするようになった。
    DSなんかのハードウェアは登録していたけど、ソフトの方はそれほど気にしていなかった。
    登録するきっかけになったのは、ゲームボーイミクロが出たときのこと。
    ゲームボーイミクロにはファミコンの1コンの形をしたモデルがあって、200ポイントの特典で2コン用のフェイスプレートがもらえるってのがあって、今まで買ったソフトのポイントを一気に登録した。
    結局、ミクロを買った人のみみたいな状態になって、もらえなかったんだけど、それ以降気にしている。
    そのときに登録した分がそろそろ失効する。
    まあ、別にもらいたいものもそんなにないので別にいいんだけど、せっかくだから・・・と1つだけもろてみた。

     

    どうぶつの森レターセット。
    手紙なんて出さないんだけど、何となくもらってみた(笑)
    100ポイントという結構低め(DSのソフト3~5本分相当だから低いと言っても結構なものだけど)ポイントでもらえるもので、それほど期待していなかったんだけど、中身は結構豪華。
    画像を見てもらえばわかるように、封筒が8枚、便せん・・・といっても小さめだけど。
    ゲームみたいに4行じゃない(笑) これが16枚入ってる。
    あと、小さいシールとリセットさんのありがたいお言葉付き。なかなか豪華なセット。
    申請してから結構時間がかかると思っていたんだけど、1週間程度でついた。
    使う機会もあまりなさそうだけど、ご愛敬って事で。
    欲しい人がいたらあげてもいいしね。
    一応、リセットさんからのありがたいお言葉。

    このままだと見づらいとは思うんで、拡大してくださいまし。
    さすがにプレゼントモードのリセットさんはきついお言葉もそれほど無くて、毒が弱め。
    なんとなーく「リセットさんぽくない」と感じるけど、それはそれ。

    付属のシールはほんとに小さいけど、こんな感じ。

     

    でも、使わないんだろうなあどうせ(笑)

    と、書いた後思った・・・。
    まさかと思うが、中身はランダムで変わっていたりしてないよな?(汗)
    そういうのが気になる…(笑)

  • CANON Innova 486CS/340購入記

    当時の購入金額 9万8000円 渋谷ソフトクリエイトにて購入
     
    仕様

    CPUCyrix486DX4(75MHz)
    標準8MB(オンボード8MB)
    最大24MB
    VRAM1MB
    グラフィックチップOpti 92C178
    表示素子10.4インチ DSTNカラー液晶(SVGA)
    本体液晶解像度 : SVGA/800×600ドット(256色) : VGAへの切替え可
    FDD3.5インチFDDx1、3モード対応(1.44MB/1.2MB/720KB)
    HDD340MB(EIDE)
    ポインティングデバイススティックポインタ
    外形寸法297(W)x215(D)x53(H)mm
    重量2.7Kg
    初期導入OSMicrosoft DOS6.2/VおよびMicrosoft Windows3.1

    こいつを買ったのはそれまで活用していた98互換機のPC-386Book LXがほとんど起動しなくなった頃だ。
    HDDが死んだと思われる状態だったんだけど、すでにかなりの型落ちの386CPUを積んだラップトップで、EPSONのノートPC(および一部デスクトップ)独自のインターフェイスを使っていたため、搭載できるHDDはすでに市場には無かった。
    すでに98アーキテクチャが斜陽の時でありEPSONは98互換機の生産からほぼ撤退している感じでもあった。
    中古市場で探してもジャンク品扱いばかりで、しかも絶対数が少ない。
    見かけたことがあるのは980円のジャンク品などばかりで、動作保証はおろか、動作検証すらしていないものしか無かった。
    容量も40MBや20MB程度の小さいもので、さすがにワープロソフトやCAD程度でしか使っていないとはいえど、なかなかつらい容量だ。
    会社では文章を作るのには一太郎、CADは私だけがテストとしてJW-CADを使っていた。
    新しいPCを買うとなれば、もはや98アーキテクチャにこだわる必要はない。一太郎は6.3でwindowsへの適応がなされているし、JW-CADに関しては98、PC/AT互換機ともにソフトウェアを供給している。
    今更386SX16MHz程度のPCを延命するのも得策ではないのでは無いかと思っていた。
    ラップトップという縛りもあり、どれだけ金をかけても絶対的なパフォーマンス不足でそのうちすぐにいやになってしまうだろう。
    製品寿命は終わっていると考え、少しスペックの高いノート型パソコンを購入することにした。
    ここで言うスペックの高いノートパソコンは、あくまでも386BOOKよりはスペックの高いという意味。
    ノートPCはアップグレードなども難しいので、オーバースペックで買えば長く使えるだろうが、使用しているソフトなんかはそれ以降も大して変わらないと考えたので、とりあえず今のソフトがサクサクと動く程度のPCを買えばいい、しかも安く。
    デスクトップPCを買ってからというもの、ノートPCはどうしてもサブマシンという位置づけで考えてしまうようになった。
    なので、現状できることがちゃんとできればそれでいい。その後のことは考えない。
    それがノートPCを買う上での基本的なところと考えている。
    探し回っているうちに、すでに過去の製品となっている新古品に多く出くわした。
    とりわけ安いのは、Windows95が出てくる直前頃のPCで、Windows3.1搭載モデルなどはスペックは劣るが、実用上は何ら問題がない。
    そのときに見つけたのがこのInnova Note475csというモデルで、CPUはCyrixの486DX4、75MHzのクロック数だった。
    75MHzということは、以前使っていたデスクトップPCのPC-486MVと大差がない。
    あれは確かDX2-66MHzだったからこのノートよりもクロックは低い。
    それでも、Windows3.1を使う上では問題もなく、それほどストレスを感じることもなかった。
    用途としてはJW-CADと一太郎あたり、あとはDOS/Vへの対応のために古いBASICプログラムをVisualBASICへと移植する作業を行うくらいだった。
    その程度のことであればWindowsは3.1で十分だし、下手をすればMS-DOSでもことが足りる。
    値段は10万円を切っていることから、十分使えるだろうと判断し、ソフトクリエイト渋谷店で購入した。
    本当は外付けのCD-ROMドライブと抱き合わせで12万円となっていたのだが、今の用途ではCDはほとんど、いや全くと言っていいほど使わない。
    CD-ROMドライブがなくてもいいから安くしてほしいと交渉。結果としてちょうどドライブの値段相当の2万円が引かれた9万8000円で購入することができた。
    会社へ持ち帰り早速セットアップを行っていった。
    セットアップといってもプリインストールされたPCなので、リカバリ用のバックアップをして、必要なソフトを入れるだけだ。
    必要なソフトといえば一太郎とJW-CADだ。
    一太郎はwindows3.1対応版のVer6.3を導入し、JW-CADは起動用バッチファイルを作って起動させるようにする。
    JW-CADはV-Textという機能を使って、より高解像度で編集を行うことができた。
    これは、PC/AT互換機版のみに搭載された機能であった。
    これによって画面は25%広く使うことができ、使いやすかった。
    主に会社で、または家でちょこっとしたことに使うのにとても重宝した。
    1997年にはいるか入らないかの頃にwindows95を入れた。
    自宅のメインマシンと環境を合わせたかったからなのだが、やはり95はこのマシンには重荷となっていた。
    メモリも8MBしかなく、型落ちの486CPU。ちょっとしたことを使う上では問題がなかったが、やはり非力さが気になるようになっていった。
    また、この頃はまっていたゲームにDiabloというゲームがあったのだが、このDiabloはネット対戦の走りでもあったゲームで、装備やお金の受け渡しなどをするためにシリアルケーブルを使って通信体制にして、お金やら装備を移動させたりするのにも使った。
    このとき、16MB以上のメモリが無いと使えなかったため、メモリも増設している。
    家と会社の両方で活躍をしていたが、97年の秋を過ぎた頃には当時つとめていた会社の取締役が使っていたPCを使っていい事になって、会社では使わなくなっていった。
    そのとき借りたのはMebiusノートの最初の頃のモデルだと思う。Pentium133MHzのCPUで、パームレストがとてつもなく暑かったのを覚えている。

    家ではDiabloのデータ移動やちょっとしたテキスト打ち、VT516SVMが壊れたときの代替えとして数週間使ったりとかなり重宝して使った。
    しかし、少しの間使っていなかったら起動しなくなってしまった。
    電源が全く入らない状態で、どうにもならなかった。
    実はその前にすでにLet’s noteを買っていたので、どちらにしろお払い箱だったのだが、その後はDOSマシンとして使おうと思っていた矢先の出来事だった。

    メインマシンと違って、用途を区切って使うノートPCは比較的長く使うんだが、これは結構短命だった。
    用途の区切り方が極端だったのかもしれないが、過渡期だった事もあるので、これは仕方がなかったんだと思いたい。

  • PC-486SR 購入記

    仕様表についてはここを見てください。
    当時の購入価格11万8000円前後

    自宅では今まで386マシンにてMS-DOSを使っていたが、やはり386マシンでは、ゲームも遅くストレスがたまる。
    そうしたストレスを感じるより・・・、と新しいパソコンを買おうと思っていた。
    当時、会社に勤め始め、初の満額ボーナスを得てうはうはだったと思う。(夏の少ないボーナスはすべてはたいて40MBのHDDを買った)
    俺の部署にいた部長さんが、486CPUははやーいと言っていたので、自分も買おうと思い買った。
    それがこの486SRだった。(その部長さんはPC-9801BX2を買っていた)
    当時、すでに486DX2と名前の付いた50MHz/66MHzの製品が出始めており、入門機に近い位置づけで安い486SXのCPUを搭載したPCが出ていた。
    NECで言えばBシリーズのBX2やBS2であり、EPSONではこのSE/SRなどのシリーズだ。
    この時に買った486SRは、33MHzのCPUを搭載。SXと後ろについており、これは浮動小数点演算を行える機能を省いたCPUで、その分安価だった。
    浮動小数点演算を必要とするのは、主に複雑なゲームなどで、家庭で使う上では必須というわけでもなかった。
    買ったのは93年の冬だったので、最新機種というわけではなかったが、その分値段も下がってきてお手頃価格になっていた。
    本体のほかにもディスプレイやHDDなども買わないといけないので予算を考えるとこの機種か、下位機種にあたるSEという機種の2つに絞られることとなった。
    NECのBXは価格の上では486SRとほぼ同等ではあったが、同等でありながらCPUのクロックはSRの方が高い。
    値段が同等なのにCPUスペックが劣るのは納得ができない。だから、NECのPCは考えない。という結論に達した。
    もう一つ、この頃使っていたラップトップPCのHDDがそのまま使えるというメリットがあったのもNEC製品を買わなかった理由だ。
    そんな理由でSRかSEかを悩んだのだが、差額が2万で、その違いが

    • CPUが33MHzと25MHz。
    • 搭載メモリが1.6MBと3.6MB

    の2点だけしか違いがなかった。
    メモリに関しては1.6MBでは動かないアプリケーションが出始めている頃でもあり、一部のゲームでは2MB以上の増設メモリが必要となっていたり、DOS版ロータス1-2-3でも、イメージ編集機能(R2.4か2.5から搭載)を使うときには3MBのメモリが必要となっていた等の理由から、メモリは最初から多い方がいいだろうと判断し、最終的にSRの方を買うこととした。
    本体11万8000円(定価218,000円)、ディスプレイは飯山の4万くらいの14インチを購入。
    総額16万と当時としてはかなり安い価格で購入することとなった。
    SRを購入してもしばらくはMS-DOSでゲームを主にやっていた。
    HDDはラップトップで使っていたHDDがそのまま移植できるので40MBのHDDにゲームを詰め込んで遊んでいた。
    そのうちに、Windows3.1を使ってみようと思い立ってEPSON版のWindowsを購入。
    ただ、メモリが最低でも4MBは必要となると言うことだったので、メモリを増設。
    8MBのメモリを結構いい値段で購入した。
    当時は8MBも容量が大きい方だったと記憶する。
    Windowsを買ってみようと思った理由は、画像や動画も見ることができるというところが最初の理由だ。
    カメラでとった写真なんかもでてくるとか、中途半端によくわからない情報ばかりを得て、便利なものだとか、使いやすいとか、そういう情報に乗せられて買ってしまったのだ。
    だが、動画を見たり画像を表示したりするのにはグラフィックカードとかサウンドカードとかそういうものが必要になると言うこともその後で知ることとなった。
    仕方が無く、サウンドカードとグラフィックカードを購入。
    このときに、サウンドカードは後々CD-ROMがつけられるものを買っていたようだ。
    全く気にしないまま買ってしまっていたのだが、拡張スロットが少なかったため、後々これによってものすごく助かった。
    グラフィックカードはメルコのやつだったと思う。最初に買ったときにはすごく高かったような覚えがある。
    増設にはCバスという16ビットの増設ポートを使った。
    当時のPC-98系統のパソコンはこのCバスと呼ばれるポートに増設をするしか方法がなかった。
    後日知ったのだが、このSRとSEには32ビット動作するローカルバスと言うものが搭載されていて、それを使えばかなり高速な処理を行うことができたと言うことだ。
    そうすれば、Cバスも余るので、用途が広がっただろう…。自分の情報収集能力のなさにあきれ果てる。
    グラフィックカードを買って、フルカラーといわれる256色3(三乗)の1667万色を表示することができるようになった。
    HDDも40MBの物から200MBの物へと買い直した。確かこのときのHDDは3万円くらいで買えていたような覚えがある。最初に40MBを買ったときよりも安かった。
    古いHDDは再びPC-386Book LXへとつけて、会社へと持って行った。
    時代の流れだろうか?Windows3.1が発売された頃あたりから、HDDはほぼ必須に近くなっており、あの一太郎もVer5からはHDD専用となっている。(フロッピーディスクは15枚くらいでセットアップした覚えがある。)

    初めてパソコンでフルカラーの画像(確か風景画)を見たときの感動は未だに忘れていない。
    4096色中16色表示の時代から遙かに発展した、未知の世界に踏み入れたかのような錯覚にとらわれるほどだ。
    大げさな表現と思われる人もいるだろうが、あのころはフルカラーで何かを扱うというのはMACでしかできなかった。
    しかも、そのマックもかなり高いものばかりであったため、一般の人の手にはなかなか手に入れることは難しかった時代だ。
    フルカラーな環境を手に入れたものの、それを必要とするようなアプリケーションもろくに持っていない。
    強いて言うなれば、○な画像やら、写真やら、そういう画像を見る事ばっかりだ。
    CD-ROM等もまだ当時はフルカラーの画像を入れるのではなく、高くても16Bitカラー(6万色)や、一般的なものは256色のものがほとんどであった。
    ゲームなども256色を使うものがまだ一般的で、16Bitカラーやフルカラーはまだまだ使われていなかった。
    逆に言うと、それだけの環境をそろえるにはかなりの金額がかかると言うこともあるだろう。
    そんなグラフィックカードのことで一つだけ気になるのが、ディスプレイの事。
    そのころ持っていたのは、ノーマルディスプレイと呼ばれる640×400の解像度しか出すことができないものだ。
    周波数24kHz表示のみができるディスプレイで、NECの98シリーズでは標準規格となっていた。
    つまり、一般的にWindowsで使われている(DOS/Vの規格とも言える)640×480を出すことができない。
    だが、俺の買ったボードはそういう時代背景を考えて作られていたようだ。
    ノーマルディスプレイで解像度を高めたものを