【iPadアプリ】帰ってきた7notesは期待外れもいいとこでした。

7notes SP Top

約1年半に更新が無くなっていた7notes。出た当初こそ手書き入力と交ぜ合わせ入力が可能だったmazecが珍しかったのですが、今ではそんなメリットもあまりありません。

というのも、他の機能が貧弱で今では出来て当然のアプリ間の連携や、Cloudへの保存、当然あるべき文節変更もできません。これに関しては、ユーザーからの要望もあると思いますが、今だに対応しません。

そんな訳で、7notesは終ったアプリとなっていました。しかし、ユニバーサルアプリになり、7notes SPとして再度リリースされました。ですが、このアップデートは期待外れの物でした。

まず、内蔵されているmazecは、字形登録が削られました。また、学習機能も削られています。つまり、くせ字などを学習しないおバカちゃんの仕様になっています。

それ以外にもhttp://product.metamoji.com/manual/7notes_sp/ios/ja/7notes_diff.phpここで違いがまとめられていますが、画像の貼り付けなどはやっと出来るようになったのかという感じがします。そして、なにが一番気に入らないかと言うと、今回の売り文句のひとつであるアプリへ送る機能です。これが追加されることで各種アプリとの連携や、ATOK Padのように文章だけを打って別のアプリに送るという事も可能になるはずなのですが…。

この機能が単にファイルを添付するというだけの機能になっています。しかし、添付されるだけでは何の意味も無い。内容を貼り付けられて初めて連携していると言えるのではないでしょうか。

このあたりがAppleの制限による物なのかアプリの作りによる物なのかはわかりません。しかし、すべてのアプリで単に添付ファイルとなるだけではあまり意味がありません。

image

こんな感じで、LINEにもファイル添付するだけの機能です。テキストの内容を貼り付けて送るには、全選択→コピーの上で貼り付ける感じです。まあ、添付されたファイルがテキストファイルなので、中身を見れば良いだけですが、そんなことを望んでいる人がどれだけいるんでしょうね。

また、個人的にはWordPressを利用する際に、重たい公式アプリよりはこういった外部アプリで編集してそれを送り込んで使うという方法が良いかなと思っていましたが、それもできません。

image

添付もなにもできないので、何にも使えません。本当ならば、ここへテキストを貼り付けてDraftにしておいて最後はPCで細かい修正をするというのがいいかと思っていたのですが…。

これがiOSの制限によるものならば、やっぱりAppleは使えねえなと感じるだけです。

他に、Twitterなどへは直接送るSNSへ送ると言うのがあるんですが、そちらでは思った通りの挙動をします。

image

これを使うと…

image

こういう風に本文がそのまま貼り付きます。アプリへ送るでTwitterを選ぶとこうなりません。中身が空っぽで添付もできない状態になります。と言う事は、これはOS側の問題なのかもしれませんね。でも、メールの場合には本文が貼り付けられるので、なんだかよくわかりません。メールでもテキスト添付ならばそういう物なんだと思いますけど。

編集機能については、飛躍的とは言いづらいですが、かなり良くなっています。特に、ボタンで色々と編集ができるのはうれしい。しかし、

image

これは清書してくれるmazecモードでの入力インターフェースです。これを書き流しにすると…。

image

なんだか被って出てくる物があります。これは漢字辞書で、ひらがなを入力することで漢字の候補が出てくるんですが、なんでこんな所にアイコンが出てくるんでしょうね。流し書きモードとmazecモードの変更ボタンの上に出てきたら邪魔だと思わないんでしょうかね。こういう細かい所も残念な部分です。

あと、実装されませんでしたが、手書きで簡単な絵が描けるようになったら良いのにと思っていました。そちらはMetaMoji Noteでやれって事でしょうけど、アップル純正のメモ帳でも出来る事がこちらではできません。

新しくリリースしてお金を取るのならば、こういった機能も追加して欲しかったなというのが正直な意見です。

本日9月5日から3日間限定で無料配信がされています。試してみたいという時には是非ともこの3日間を逃さぬようにしてください。私はこれで過去のメモを無駄にせずに救い出せました。といっても、3年前くらいのメモなんで今更使わないとは思いますけどね。

フォローする

コメントを残す