ちょっと前に、そんなにゴリゴリに使っていないのでU11で十分だよな。なんて書いていたにも関わらず、U12+を買ってしまいました。Google pixelと迷ったんですが、RAMが6GBである事となんとなくhtcに頑張って欲しいなと思って買いました。
ちなみに、U12+はいくつかの良い点があるんですが、なんだかなあと言う点もありますんで、そこら辺を書いてみたいと思います。
Snapdragon 845を搭載
今年のフラグシップモデルに搭載されるのはSnapdragon845というCPUで、これは835に比べておおむね2割~3割程度性能が上がっているとされています。まあ、普通に使う上ではそんなに変わりは無いと思いますよ。ハイエンドのゲームやったりしない限りは差はわからないかもしれません。
U11でも十分サクサク動いていたんで、不満は全くありませんでした。なので、このあたりはすげーというよりはわからないというのが正直なところです。
ベンチマークの比較
単純にU11とU12は搭載チップが異なる点とを含めて順当なスペックアップをしている違いがあります。カメラもU12はデュアルレンズになりましたし、ストレージの容量も増えたモデルになりました。RAMも4GBから6GBへ増量。すべてが少しずつアップグレードされたという感じです。
実際に、ベンチマークソフトで計ってみます。定番のAntutuでやってみてどんな感じか。
左がU12+、右がU11です。まあ、順当に全体的にスコアは上がっていますね。どっちでも十分なスペックだとは思いますけどね。もっとハイエンドというと、iPhone XsとかXRとかですかね。
約3割弱のパワーアップと言えます。順当にSnapdragonのパフォーマンスと同じくらい上がっている感じですね。この違いを体感できるのかと言われると微妙だったりしますけどね。
エッジセンスがパワーアップ?
エッジセンス2となって、単に握る、長く握るだけではなくてダブルタップすることでアプリを起動したりカメラを起動したりすることが出来るようになり、更に操作性が上がったとされます。
個人的にはあまり使うことがなさそうな気もしますけど。エッジセンス自体があまり使わない機能かななんて思っていますしね。実際に、U11でも電源のOn/Off位しか使いませんでした。
そして、なんだかU11よりも反応が悪いような気がします。10月のアップデート前はひどかったとかそういうのをエゴサーチで見かけるんですが、なんとなく私は今でも反応が悪いような気がしていました。
今回この記事を書くに当たって画像を整理していたところ、なんとなくですがその意味がわかった気がします。
両者の画像を見比べたところ、本体サイズが少し変わった事もありますけど、エッジセンスを使う場所が若干変わっている様です。なので、前と同じ位置を握ると反応しないことがあるのかな?と感じています。U11より気持ち下側を握った方がいいようです。
まあ、どっちにしろ少し反応が悪いような気がしていますけど、個体差なのか不良品なのか、そういうものなのかが判断出来ませんね。
カメラの画質は良いけど…
カメラの画質は良いといわれています。確かに、写りは良い方だと思いますが、昔htc J Oneでも起きたひどいモアレが発生するように感じます。これはU11でも起きていたので、仕様なのかもしれませんが、そんな仕様いりません。
画像を見て貰えばよくわかると思いますが、ものすごい縦の線が入っていますね。明らかに色がおかしくなってしまっています。ほぼ常時これが起きているので、写真の質が良いとかいわれてもちゃんちゃらおかしいって感じです。
一応サポートに連絡はしてみましたが、返事が来るのか、仕様だと言われるのかどうかは不明です。
U11でも起きていたんですが、ここまでひどくはなかった感じがあるので、個体差かもしれません。
カメラのモアレが本体のリセットで治るならやってみるのもありですが、モバイルSuicaなどの移行がめんどくさいんですよねえ…。ちなみに、インカメラに切り替えてからアウトカメラにすると2秒くらいモアレが消えますがその後また出てきます。あと、照明を直接撮すと画像の蛍光灯のように顕著におかしくなってしまいます。まあ、これは被写体がおかしいってのもあるんでしょうけどね。
総評としては
本体としてはよく出来ているし、スペックも申し分ないです。ただ、細かい所というか売りにしているカメラとエッジセンスの部分で不満が出るのがなんだかなあと思います。全く不満がないわけでもなく、かといってものすごい問題とも言えないのがなんともかんともってところ。とはいえ、全体的にはよく出来ている端末ですね。