【iPad mini 4】個体差なのか、スマートカバーが劣化したような…

以前iPad4を買ったときにはケースとキーボードのコレジャナイ病を発病してしまい多数のキーボードとケースを買いました。結果として、多少高い気もしますが純正の風呂蓋ことスマートカバーがよくできているんだなと納得することになりました。

iPad Airを買ったときにはその反省を生かして当初からスマートカバーを利用しており、結局その他で買ったのはスリーブケースくらいの物でした。これは、スマートカバーだと重いので機動力を増すときというか、スタンドなんて必要ないだろというプライベートでの利用の際に使っていた感じです。まあでもスリーブケースもいいなあ、でもしまうときにサッとしたいなあという仕事で使うときにはスマートカバーという感じで使い分けをしていました。

そのスマートカバーですが、iPad mini4から新しくなったようで、それ以前のは知りません(miniは初なので)けど、Airのと比べると品質が劣化したんじゃ無いかなと感じるところがいくつかあります。個体差なのか、仕様の変更なのかはわかりませんけど…まあ、おそらく仕様変更なんでしょうね。

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片手持ちしたときに少しずれる事があります。しかし、こんだけずれると持ちづらい。なんだこれ…とおもって色々見てみました。

背面カバー前提の設計の模様

スマートカバーとスマートケース、今までは別の商品として販売していましたが、mini4からスマートカバー+背面カバーでスマートケースと同じようになる設計に変わりました。正直、背面カバーだけで8000円近いとか頭がおかしいとしか思えません。

そして、スマートカバーも背面ケースを前提としているのかやっぱり以前とは色々と変わっています。そしてそれが使い勝手を低下させているように感じます。前述の画像の通り、片手持ちをしていてもずれます。その原因として考えられるのは帯の部分が以前より長くなっている、というよりは接着位置が変わっているように感じます。

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これがAir用スマートカバーの帯の部分です。マグネットの半分くらいまで接着されており、帯が短く見えます。このときはスマートケースは一体型の別製品となっていたため、こちらは単体で完結できるようにちゃんとスタンドの時に支えられるようになっています。

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こんな感じでピッタリとフィットしています。重さで少し下側が浮いたように見えますが、まあこの辺は許容範囲と言えると思います。これならばまだ安定していると思いますが、これがmini4のスマートカバーになるといきなり変わっちゃいます。

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左右が逆ですが、マグネットの半分以下しか固定されていないせいなのか、帯が長い。Airと比べてやっぱり違いが見られますね。色の違いで錯覚しているだけじゃ無いと思います。ちなみに、本体のサイズとしては1.4ミリ薄くなっているので、本来はこの帯の部分も短くならないとフィットしないはずですが、長くなっています。なんでこんな事になってんだ。

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というわけで、予想通りですが、下側がかなり浮いています。これだけ浮くとタップするのに本体が揺れます。ちょっと動画を撮ってみました。帯が長い影響でスマートカバーのスタンドとしての機能性が落ちています。背面カバーをつければぴったりになるのかもしれませんが、何で軽い本体をあれこれつけて重くしなければいけないんだろうと感じています。

なんだろう、この安定感のなさ…8000円する背面かバーを買えという事なんでしょうかね。まあ、私は買うとしても背面は純正では無くて安くても良いので軽いヤツを探そうかと思っています。厚みが旧モデルと違うので、背面カバーも対応した物を選ばないと痛い目を見そうな気がします。

もう一つ、背面カバー前提だなというのはスマートカバー自体が少し大きく作られています。上下はほぼピッタリですが、左右が大きく作られています。

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背面からみた所ですが、こんなに余ってます。皮あまりにもほどがありますな。

総評

背面カバーとのフィットを考えてのことなんでしょうけど、そもそも単体の製品としてスマートカバーを考えると、これは欠陥といわざるを得ません。背面カバー前提として設計するのは2つの製品を作りたくないというAppleの都合があるのはわかりますが、搾取しようとする姿勢が不愉快です。中途半端な製品を世に出すというのは過去のAppleの姿勢と異なるような気がするなあとも思いますが、このあたりはどうなんでしょうね。

というわけで、iPad mini4を買う人はスマートカバー+背面ケースを買うという高い出費を強いられるかもしれませんので、ご注意を。私は買っちゃったんですけど、不満たらたらなので違う物を探すと思います。安いケースでも良いかなと。

 

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