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月: 2013年12月

  • 【飯シリーズ】たかさご家~日ノ出町の老舗とんこつ醤油ラーメン

    日ノ出町、京急線の駅では横浜から数えて2つめ(横須賀方面へ)、駅を降りてまっすぐ行くと関内方面へ抜けることも出来る。交通の便は良いけど、いまいち治安がよくないとも言われている。それもそのはず、この日ノ出町から黄金町(1つ横須賀寄りの駅)にかけてはかつて「赤線」と言われた地域だからだ。

    赤線なんて名称は聞いたことがあるけど、実際に行ったことがあるわけでもない。廃止されてから私は生まれているからね。で、そんな話はどうでも良いんだけど、この日ノ出町の駅前にあるキャンドゥ、100円ショップですが、ここでしか見かけたことが無いとある物を求めて降りた。

    会社帰りと言うこともあり、腹も減っている。日ノ出町駅前にはいくつもの飲食店があるのだけれど、その日の気分でラーメンを食べることにした。それが今回のたかさご家だ。

    駅前には伝説のすた丼、東京チカラめし、フライの店ひのでや、武者がよか、徒歩1分もすればやよい軒、さらに居酒屋が建ち並ぶところもすぐにいける場所だ。でも、その日はラーメン。2軒あるラーメン屋で老舗のたかさご家へ行くこととした。

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    ラーメン味玉いり 700円

    最近は魚介のだしを入れることで味の差別化を行うことが多いとんこつ醤油ラーメンだが、ここのはそんな邪道な事はしない。がっつりと肉肉のだしだ。そして、のりとほうれん草、チャーシュー。これもよくあるコンビネーションだ。その分、今では古いと感じられるところがあるかもしれないが、それはそれ、個人的にはこういうのも良いなと思ってしまう。そして、このラーメンにはにんにくがよくあう。魚介のだしを使うとどうしても魚の臭いがにんにくと合わないので、おろしにんにくをドサッと入れるにはこういう肉だしのラーメンがいい。

    ごちそうさまでした。

  • 格安SIMが流行ると困るキャリア

    最近、以下にパケット代を抑えるか、それほど使わないのだから安いものはないか、その動きが加速しています。一般的にMVNOと言われている仮想移動体通信事業者の通信網を使うことで格安で少し使えればいいという人にとってメリットのあるものになってきています。

    そうすると、本家の通信事業者への収入が減ってしまう。高い通信費を支払う人が減ってしまうことになるからだ。

    その中でも、一番窮地に立たされるのはKDDI、auだろう。というのは、一般的に使われているMVNOはdocomoとの提携が多い。他にもEMOBILEとの提携をする業者もいるが、auと提携しているところは今のところ見当たらない。そして、これからもしばらくは提携することはないだろう。

    格安SIMが売れれば、docomoは少なからず収入を得ることができる。EMOBILEはご存知SoftBankグループ、そちらも収入を得ることができる。しかし、auはMVNO提携先がない。つまり、パケット収入が減っても補うところがない。今後も格安SIMの人気が上がれば上がるほどauは取り残されて行きます。

    auがMVNOとの提携がないのは通信方式の問題が挙げられます。通信方式がdocomoやSoftBankと異なるauはLTEだけで言えば通信は可能ですが、3G通信になった時に他2社と異なる通信モジュールが必要となります。CDMA方式を利用できる端末でないと通信が行えません。そして、日本においてはCDMAを利用しているのはauのみであり、一般的に売られているSIMフリー端末もほとんどが対応していません。

    つまり、auはやりたくてもできない。というジレンマもある事でしょう。もうひとつ、auグループでもあるUQはWiMAXを持っており、こちらはMVNOで各社と提携はしています。しかし、価格がそれほど安くはないWiMAXは今の格安SIMの流れには乗れていませんし、乗るつもりもないのだと考えています。今は帯域制限なしで利用できるキャリアといえばWiMAXだけですから、どちらかというとヘビーユーザー向けというところでしょうか。

     そんな中、auはユーザーを大事にしないことでも有名です。端末のアップデートなどは極力行いません。同じ端末(兄弟機など)においてもdocomoはアップデートするが、auはアップデートしない。ということもしばしば起きます。これは、メーカーではなくてキャリアによってアップデートが行われているからです。今更この体質が変わるとは思いませんが、格安SIM、なりふり構わなくなったdocomo、ユーザーをだまくらかす事に長けたSoftBankを相手にしてユーザーを蔑ろにすればどうなるか、自ずと答えは出てくるのではないかと思っています。

     

  • Google、Android最新版でプライバシー保護の試験的機能を取り下げ – ITmedia ニュース

    Google、Android最新版でプライバシー保護の試験的機能を取り下げ – ITmedia ニュース.

    この機能はあって当然と思っていたのですが、なぜかバージョンアップで削除されました。なので、この機能を使えるのはAndroid4.3と4.4のユーザーのみとなります。なんで削除したのか、考えれば簡単です。
    Androidのセキュリティに関して無頓着で、無関心なGoogleです。個人情報を抜くという行為よりも、サードパーティーが減ることを嫌がったことなんでしょう。

    また、最後の方で

    米調査会社IDCによれば、2013年7~9月期に世界で出荷されたスマートフォンのうち81%にAndroid OSが搭載されていたという。iPhoneなどのApple端末に搭載されている「iOS」の市場シェアは12.9%だった。

    とありますが、当たり前だろ。新しいiPhoneの登場がささやかれて買い控えが発生する時期なんだから。ただ、それだけAndroidがシェアを持っていながらいまだにセキュリティに関して無頓着なのはいかがな物かと思っています。

  • 【飯シリーズ】天丼あきば〜新興勢力の天丼チェーン

    天丼のチェーン店というと真っ先に思い浮かぶのはてんやでしょうが、価格帯はあまり変わらずにエビ天が標準で2本、上天丼で3本とてんやよりもコストパフォーマンスを高く見せているのが天丼あきばの売りとなっています。この天丼あきばは最近勢力を伸ばしてきているところで、他にもグループ会社にとんかつチェーンのかつやを持っています。


    海鮮天定食740円

    海鮮天ぷらはエビが2本、いか、いんげん、あなご、のり。穴子は薄くて微妙でしたが、他は上々のでき。特に個人的に好きなのはのりの天ぷら。以前はエビ5本のエビ天丼なども出していた記憶がありますが、一連の偽装騒ぎもあってエビの単価が上がっていることから無くなったのかな?

    私はエビ天にこだわらない。イカや穴子の天ぷらの方が良いと思っているので。740円で結構食べられます。すでに個人経営の「天ぷら屋」というカテゴリーは絶滅危惧種になっているので、チェーンとはいえ、そこそこの値段でそこそこの物が食えるならばがんばって欲しい。

    ごちそうさまでした。

  • 【iPad App】Note Anytime2~mazec3の設定

    Note Anytimeがバージョン2となり、今までよりも洗練されました。そして、追加アドオンであるmazecもバージョンが3となりより高度なことが出来るようになりました。今回はmazec3の機能について少し書いていきたいと思います。

    ** Note Anytime – 手書きで自由自在なノート作成、PDF注釈書き込み 2.0.1(¥200)**App
    カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
    販売元: MetaMoJi Corporation – MetaMoJi Corporation(サイズ: 50.1 MB)
    全てのバージョンの評価: (1,212件の評価)
    + iPhone/iPadの両方に対応

    価格は2013年12月現在の物で、そのうち800円へと値上げされるのでフルスペックで使いたい人は今のうちに落としておいた方が良いと思います。mazec3とあわせても1000円しませんし。単にノートを作ると言うだけでは無くて可能性は様々なので買っておいて損は無いと思っています。って、俺は回し者かってくらい押してますが…(笑)

    そもそもmazecって?

    mazecの語源は混ぜ合わせから来ているのだそうで、日本語特有の漢字とひらがなの関係性を考えて作られているのがmazecです。早い話、IMEのひとつとなります。特徴として、漢字とひらがなが混じっていても変換が可能という点が上げられます。ここだけを書くとなんのこっちゃと思われるかもしれませんが、たとえば、「醤油」一般的に使われている言葉ですが、漢字だと難しくて書く人が少ないとおもいます。なので、普通は「しょう油」なんて書き方をします。一般的な手書き認識では漢字だけ、ひらがなだけを入力して変換しますが、mazecではひらがなと漢字が混ざっていても変換が可能です。

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    つまり、こういう事です。

    mazecが最初に搭載されたのは7notesというメモアプリで、手書きと清書が出来るメモとして、そして漢字とひらがなが混じっていても変換できるというところが珍しく評判のアプリとなっていました。その後mazecは進化し、Androidへもリリースされ、iOSではNote Anytimeなどを通して進化していきました。さすがは「かな漢字」のATOKを作り出した元ジャストシステムの社長といったところでしょうね。

    以前から進化した点

    変換効率の向上などは言うまでも無く、追加された機能として色々とあります。その中でも一番の注目点は「後からテキスト」の機能です。従来のNote Anytimeでは、文字を入れるテキストユニットとは別に単なる線で文字を書くことが推奨…というわけではありませんが、サンプルファイルなどで用いられており、「文字」と言うよりは「線のかたまり」で字を書くといった使い方がメインと言えました。そして、私もそういう使い方をしてきています。しかし、それは「線のかたまり」なので清書できない。つまり、レポートなどで提出する場合にはいったん文字を書き起こさなければいけない。はっきり言って二度手間の作業です。

    mazec3では、「線のかたまり」をテキストユニットへ変換する、後からテキストという機能が追加されました。

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    具体的にどうなるのか、スクリーンショットで試しました。

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    1行目は丸ペンで書いた文字、「線のかたまり」のままです。それをテキストユニット化する事で線ではなく、テキストとして扱えるようになります。それが2行目。わかりやすくするために、私はテキストには下線を引くようにしているので、下線がつくようになりました。さらに3行目では後から変換という機能、テキストユニットで手書きした文字を後から清書する機能を利用して清書した状態です。もちろん、完全に後からテキストでテキストユニットにすることは出来ないケースもありますが、かなり優秀な機能では無いでしょうか。

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    このように投げ縄ツールで選択するとテキストユニット化のメニューが出てきます。メモアプリとしてまた一段とパワーアップしたNote Anytimeですが、このようにテキストの扱いもよくなってきています。ただ、テキストのエクスポートがまだ出来ないのでそこは今後出して欲しいと思っています。

    次に、字形登録という機能が追加されています。

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    字形登録は、くせ字などでどうしても変換出来ない文字や、省略して入力したいときなどに利用できます。

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    まあ、この機能自体は正直言って珍しいとは言えません。かつてZaurusでも搭載されていた機能ですし、むしろ手書き認識であればやっとついたか、という気にもなります。左側の枠に書いて、右の文字の下に変換後となる文字を入れる。そうすれば認識されやすくなると言うことです。全く同じに書くことは難しいので、100%これでまかなえるわけではありませんが、試したところではかなり高い精度を誇っているように感じられました。

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    登録されるとこのように表示されます。(登録字形一覧を開くと出てきます)まあ、おきまりの省略入力「第」ですね。ちなみに、間などは省略したやつでも最初から入力出来ました。こっちも登録しておいてくれれば良いのに。もしかしてこの書き方は全国区じゃないのかな…。また、変換を自動で出来なかった物に関しては、自動学習をする様です。もしかしたら、これが後々になって誤変換へとつながるかもしれないので、定期的にメンテナンスをした方がよさそうな気もしています。

    この二つの機能追加だけでも飛躍的に使いやすくなります。また、変換効率もかなり上がっているので使いやすくて良い感じです。

    最後に今後直って欲しいところなど

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    階層をつけてテキストユニットを使えるように見られるのですが、記号を入れないと階層が使えないのは仕様なのかなあ、という点。もう一つは文節の位置を変えることが出来ない点、文節の位置と単漢字を扱えるようになったとき、mazecは完成形になると思っています。