Su-Penなどの手の電気を利用するペンはシリコンだったり、繊維だったりで静かに使えます。ガラスに対して柔らかい素材でタッチするのは傷がつくかな、何て事を気にせずに使えるのでいい事です。しかし、アクティブスタイラスペンを利用しているとペン先がそれらとは異なります。
大きな電気量を小さなペン先で扱う必要があるため、シリコンや繊維では難しいみたいです。このあたりは細かい事はわからないけど、画面との接点としてピンポイントにしっかり、と言うのは難しいだろうなと。それはそれとして、固いペン先という事はTPA2のレビューでも書いていますが、傷が付くんじゃ無いかという心配が出てきます。実際には、傷がっくことはないと思いますけどね。ガラスですから落とせば割れますけど、ひっかき傷には強いはずです。細かい傷は付く事があるかもしれませんが、そんなに気にするほどじゃ無いと思います。
しかしながら、そうはいってもコツコツとつつく音がするのは精神衛生上あまりよくありません。なんとなく気になって仕方が無い。元々、保護シートなどを貼らないで利用していたため、さらに気になるわけです。まあ、そのせいで前回TPA2を買った際に100均のですけど保護シートを貼るようになりましたから。
同じようなペン先を持つJot Script2としても同じではと思いますが、公式サイトにはこういう風に書かれています。
書いた時の反応速度がアップし、インク出力がよりスムーズになりました。さらに、画面との接触音も抑えてより静かに、正確に書くことができます。
と言うことであれば、音が静かになってるんじゃ無い?と思うのが普通ですよね。そんな訳で、比較をしてみました。
比較条件
とまあ、こんな感じでやってみたいと思います。いつものごとく感覚は私の個人的な感覚であり、個人差があることを先にお伝えしておきます。
PSA-TPA2は思ったんですけど、Jot Script Evernote Editionをベースとしたのかなと思います。初代は知りませんが、これくらい固かったんじゃ無いかなと思います。9000円もした高いペンを安くしたって所でしょうかね。ただ、同じような物が日本トラストテクノロジーからも出ているので、どこかのOEMなのかもしれませんね。
では、なんで音が小さくなっているのかと言うと、ペン先が固定されていないから音が抑えられていると言うことでしょう。固定されていない?なんだそれと思われると思うのでそこをちょっと動画にしました。今回は音はありません。見づらいかもしれませんが、ペン先がどんな感じになっているか見てください。
このわずかな動きが影響しているのか、別のテストをしてみました。背景は気にしないでください。こんなテストは普通しないと思いますけど…。
なるほど、こんな感じになるんですね。おそらくですが、PSA-TPA2では通常の金属と固定されたペン先なので電源が入ってなくても反応したんだと思います。ようは体の電気を通したんじゃ無いかなと。しかし、完全な接点になっていないJot Script2 Evernote Editionでは挙動が違っているんだろうなと言う勝手な判断です。こういう結果が出るのもちょっと楽しいかもしれませんね。
細いペン先がどうしても必要という人にはおすすめ出来ますが、それ以外では別のペンもいいかもしれませんね。ま、私はSu-penですでに1万円以上(ペン先の換え)費やしているので、これで数年使えれば少し経済的かなと思っています。
ま、性格上もっといいってのが出れば買っちゃうんだろうなと思っていますけどね。