PC好き、ガジェット好き、平凡な日常大好き

カテゴリー: au

  • 再上陸は成功するか、MOTOROLA PHOTON(ISW11M)~その3 テザリング

     

    こんにちは、tknriiiiです。
    今回はPHOTONのテザリング性能について書いていきたいと思います。
    初のスマートフォン、しかもガラケー機能の無い初心者お断りな感もあるPHOTON。
    以前にUSB接続だと料金が変わると書いちゃったんですけど、USB接続ではLANのごとくつながってるので、料金は変わりませんね。
    以前のようなモデムモードを積んでいるのかと思ってました。
    大変失礼しました。

    テザリングの前にちょっとだけ愚痴を…

    AndroidはあくまでもOS、それを載せている端末が数多くありますが、それぞれ微妙に中身が異なっています。
    そのせいで、機種によってアプリが動いたり動かなかったり、おかしな挙動をしたりと言うことが同じOSでも発生しています。
    ここはiPhoneとは異なり、単一メーカーでOSとハードウェアを設計している訳では無いのが原因でしょう。
    この構図はウィンテルと言われたwindows+Intelに対するMACと似た感じになっているのもまたおもしろいところ。
    AndroidがiOSを一部パクってるんじゃないか?と思わせる作りなのも、windowsがMacOSのUIを意識していたのと同じように、20年も続くことをまたやっているといった感じでしょうか。
    ただ、そのせいで情報を探してもその通りには行かず、結局自分で何とかしないといけないところが多いのもiOSと異なるところでしょうか。
    iOSだと、iPod touchでも通じるところがあって、普通に使えていたのが印象的です。

    閑話休題、実際にテザリングをしてみよう。

    今回テストするのは、以下の条件で行っている。
    WiMAX環境で3Gは利用しない。
    ノートPCから30秒に1回ページを表示させる。
    もちろん無線。
    PHOTON本体は液晶オフの状態。
    条件としては軽めなので長時間駆動が可能では無いかと勝手に想像。
    テストにはノートパソコンのバッテリー測定によく使われているbbenchを利用させていただきました。
    1時間ほど試しましたが、バッテリーの減り具合が余りにも少ないので、条件を変更。
    そこからはradikoを利用してラジオのストリーミングを聞くことにしました。
    これならば、ほぼ常時通信が行われるので、実働時間を調べるのに丁度良い条件といえるでしょう。

    ラジオを聞きながら、iPod touchのアプリをアップデートもついでに行ないました。
    14本、約20分ほどでしょうか、余り影響は無いかもしれませんね。
    radikoは帯域としてはそれほど使うわけではありませんが、常時通信を行なうのでバッテリーの駆動時間を見るのには丁度良いかもしれません。

    結果はこうなった

    bbench

    条件を変える前の1時間を考えると、だいたい4時間程度。
    この段階でバッテリー残量5%となったので調査打ち切り。
    あと20分~30分くらいは通信できたのかなとは思います。
    短いように思えるが、イーモバイルのGP01(21Mbps対応モバイルルーター)の駆動時間と同じくらい使えると言うことです。
    テザリングオンリーでこれだけ持つと思っていなかったので上々の結果では無いでしょうか。
    長時間駆動するノートPCなどと組み合わせればもっと使えるでしょう。
    スマートフォンとしてのみ使うのであれば関係無い事ですが、PCも持ち歩く、スマートフォンとしても使う。
    さらに、長時間動かないと落ち着かない、という人にはなかなかお勧めです。
    今回はテザリングについてお送りいたしましたが、いかがだったでしょうか。
    本当はWebTopについても書きたいのですが、いかんせんうちの液晶はHDMIを積んでいない安物の古い液晶なので、買い換えが結構めんどくさい事からそちらについてはちょっと書けそうにありません。
    11月になったら、イーモバイルを塩漬け、3G回線で利用するのでそこでの速さやバッテリーについても少し書いて行きたいなあ、と思っています。

    それではまた。

  • 再上陸は成功するか、MOTOROLA PHOTON(ISW11M)~その2

    こんにちは、tknriiiiです。
    実はレーシックなんてものをやって、目が安定していない中での更新です。
    偉いでしょ?(何が?)

    さて、イベントで触った結果、興味がわいて自分で買ってしまったPHOTON、贅沢を言えばきりがないのですが、いろいろと設定をいじってみました。
    今回は、そのあたりをメインにお話ししたいと思います。

    ガラケーから移った人に残念なお知らせ

     

    まず残念なお知らせから。
    ezwebメール(キャリアメール)の着信音は「プリセット以外選べません」
    アプリ側で制御しているので、PHOTONに限ったことではないのかもしれませんが、ガラケーで普通にできていたことなので、ここはものすごく残念なところです。
    いえ、その中の一人が自分なんですけどね…。
    着信音(メールでは無くて電話の着信)は変えられるので、それでご勘弁って所でしょうか。

    3つのネットワークを一手に引き受ける。

    10月現在の私の使い方としては、3G回線は何それ?おいしいの?状態として、WiMAX(どうせ無料期間あるし)とイーモバイルをベースに通信を行っています。
    11月以降はイーモバイルを塩漬けして3G回線とWiMAXで通信をする予定です。

    Wi-Fi、WiMAX、au3G回線と3つのネットワークを一手に引き受ける秋冬モデルの中でも、WiMAXのテザリング能力がhtcより高そうな気がした。
    春モデルの印象が悪い事もあるのですが、この機種でWiMAXテザリングで

    image

    いつもイーモバイルが繋がったり切れたりする居酒屋でこんな結果が出ています。
    元の回線も安定しているんでしょうが、それでも静止状態とは言え10Mbpsはとても良い結果です。
    春モデルのhtcではテザリングの性能が微妙と言われていたので、ここはPHOTONにして良かったかなと思うところです。

    もちろん、htc EVO 3Dのテザリング能力がわかってないので満足と言うところですけど。
    ただ、テザリングを利用したときのバッテリーの消費量は異常な気がします。
    あっという間に電池が無くなっていくので、外部バッテリーもしくはPCからの充電などが必須になりそうです。
    有線だと料金が変わると書きましたが、モデムとしての利用(ダイヤルアップみたいなの)としては利用できないようなので、USB接続でもUSBテザリングとしてのみ利用可能なようです。
    3G回線は、ハイスピードでは無く3.1Mbpsなので速いとは言えないでしょうが、鉄の着信800MHz帯なので、速度よりも安定性を求める場合には3G回線を使うのも良いでしょう。

    体感速度はさすがにデュアルコア

    スマートフォンをいじらせてもらったことや自分でもって居た(スマートフォンじゃないが)iPod touchなどと比べると処理速度では優位性があります。
    ここはさすがにデュアルコアという所かもしれません。
    特に一部のソフトでは顕著に出ていました。

    よく使うソフトの一つとして7notesと言うものがあります。
    このサイトでも何度かレビュー記事を書いていますが、この7notesの動作はiPod touchより遙かに速いです。
    もっとも、Android版はまだベータなので、これが製品版となってどう変わるのかは見物ですけど。
    また、デフォルトのIMEとしてMazecを登録できるので、別に7notesでなくてもメモアプリやメールでMazecが使えるのは良いです。
    製品版が楽しみですよ。
    iPad2使いに聞いてみたところ、それほどストレスがあったわけでは無いと言うことなので、デュアルコアCPUの恩恵を受けているのでしょうね。

    実感はない3Dのパフォーマンス

    ゲームまで手を出していないため、3Dパフォーマンスはまだ恩恵を受けていません。
    イベントの際には、フルHDTVへ出力してこんな感じでゲームをやってました。
    結構ぬるぬる動いてた印象です。
    image

    ウェブトップ経由で、PHOTON自身を手に持ってコントローラー代わりに使っていました。
    アピールとしては良いと思いますが、手軽に扱えてこそのケータイでのゲームなんで、実用性は不明では無いでしょうか。
    ただ、ガジェット好きにはたまらないかもしれません。
    ここら辺は、タブレット型でもよく使われるTegra2なので、今後も注目していきたいと思います。

    スマートフォンとしての性能は?

    私はどちらかというとスマートフォンには否定的でした。
    今でも、手軽なネット端末があれば別に電話と一緒で無くても良いんじゃ無いかな、一緒にすると電池がどー何だ。
    なんてことを考えている人間です。
    実際には、使ってみて1代で完結できるところや音楽プレイヤーの延長では無いスマートフォンは使いやすいと思っています。
    もちろん、テザリング+PC接続可能と言うところも大きな要素です。
    普段からAS3830Tを持ち歩いてるので。
    使っていくうちに不満は出てくるものです。
    買ってから1週間もたっていませんが、すでに不満はあります。
    前述の着信音の絡みもそうですし、何よりiOSよりわかりづらいところが多い。
    ディレクトリ管理などは、よく言えば自由度が高いが、悪く言えば乱雑でわかりづらいという事になる。
    また、どうしてもストレージの微妙な大きさはデメリットになりそうな予感がしています。
    そして、新800MHz帯は以前とは同じとはお世辞にも言えない。
    都心部であっても要所で【あれ?電波が無い】って事が発生することがまだあります。
    ここは、旧800MHzの返還が迫っているため、徐々に改善されていくのではと思います。
    それに電波があるところでは、普段通りの利用が可能です。
    そして、これはMOTOROLAの人が言っていたのですが、マイクを3カ所に搭載しており、音声とノイズ(外部の音)を識別して処理、クリアーな音声で通話が可能担っているとのこと。
    これは電話機という基本を考えれば、とても大切な機能だと思っています。

    なんだか設定をメインにお送りしますという割にはほとんど書いてません。
    と言うのも、私自身がまだAndroidになれてないのかもしれません。
    今後数回に渡って徐々に慣れていこうかと思っているので、おつきあいください。

  • 再上陸は成功するか、MOTOROLA PHOTON(ISW11M)

     

    こんにちは、tknriiiiです。
    先日、ITメディア様、モトローラ・モビリティ様主催のブロガーミーティングに参加して来ました。
    MOTOROLA PHOTONの実機を触ってみた感想をメインに書いてみたいと思います。
    メーカー主催の為、良い事を書くべきでしょうが、良くないところもわからないと偏ってしまうので、私は少々残念な所をメインに書いてみたいと思います。
    恐らく、ほかに参加された方は良いところをたくさん書くと思いますので。

    まずは基本スペック

    CPUnVIDIA Tegra2(GHz)
    デュアルコア ARM Cortex A9アーキテクチャ
    ストレージ16GB(イベントのテスト機は空き容量8GB)
    通信EVO-DO RevA(auの主力通信)、WiMAX、無線LAN(b/g/n対応)
    Bluetooth2.1
    サイズ幅67x長さ127x厚さ13mm
    厚さは最厚部
    外部
    メディア
    MicroSDカード、SDXC対応
    最大32GB
    重さ約158g
    連続
    通話時間
    530分
    カメラメインカメラ800万画素CMOS
    インカメラ30万画素
    ディスプレー解像度540x960px
    4.3インチ約1600万色
    その他MicroUSB端子、HDMIマイクロ端子、イヤホン端子

    スペックを見る限りでは、現時点でほぼフルスペックに近いもので、まさにハイエンドスマートフォンにふさわしいスペックです。
    ストレージがやや心ともない感じもありますが、MicroSDカードが使えるので、補完可能じゃないかなと思います。
    大きさや重さも一般的なスマートフォンとあまり変わりません。
    イベントで準備されていた個体は空き容量が8GBと半分になっていましたが、その分プリセットと思われるアプリが結構な量入ってました。
    この辺は後で画像で紹介します。

    いじってみてどうだったのか。

    私自身はiPhoneも持ってないし、スマートフォンも持っていません。
    現状使っているのはiPod touch(第四世代)をイーモバイルの回線で利用しています。
    iPod touch第四世代のCPUはApple A4なので、iPhone4と同じ。シングルコアのCortexA8ベースのものです。
    それでももっさりした感じはあまり無いのですが、このPHOTONはさらにひと味違ったパフォーマンスを持っています。
    ファイル操作やウェブの切り替え、アプリの切り替えなど、「引っかかる」という感じがほとんど感じられません。
    ここはデュアルコアの恩恵を受けていると言うことなのかもしれませんが、さすがハイスペック機と思わせる動きです。

    ここでちょっと画像を紹介

     

     

     

     

     

     

     

     

    ややピンぼけ気味ですけど、本体正面です。
    下の方に見えるのがAndroid特有のボタンたち、ハードウェアキーではなく、静電容量式パッドになってます。

     

     

     

     

     

     

     

    端子類。
    上からMicroUSB、その下がMicroHDMI端子です。
    実に小さいですね。これは正面からみて左側についています。

     

     

     

     

     

    続いて右側、こちらはいろいろとボタンがついています。
    といっても、音量の上下とカメラのシャッターの3つですけど。
    電源は上にあるので、ボタンは計4つ、ガラケー時代のようにいっぱいボタンがついているのはあまり見かけませんもんね。
    そのためのタッチパネルな訳ですし(笑)
    一番厚いところで13mmとありますが、カメラの出っ張りの部分でしょう。
    1mmに満たない出っ張りが一番厚いところですね。

    カメラはどんな感じ?

    ハイスペックです、終わり。
    というだけでは味気ないので少々…。
    ガラケー一辺倒だった私ですが、シャッターを半押ししてピントを合わせ、本押し(というとおかしいか)するとシャッターが切れる。
    これがケータイ以前から、オートフォーカス搭載のカメラからの伝統、そう思っていました。
    最近は半押ししなくてもいいんですね。

     

     

     

     

     

     

     

    ピント合わせはこんな感じの端っこにあるやつでやりました。
    もちろん、シャッターボタンでも半押しなしで撮れます。
    画質は800万画素なだけにまあまあよさげでした。

    Webtop機能については「おまけ」と考えるといいかも

    ウェブトップというOSがこの機種には搭載されており、専用ドッグを使ってTV出力などが可能となっています。
    メーカーの方の説明でも「ブラウザメインの利用になると思う」と言っていたように、スマートフォンの画面では小さいと感じる時に使うウェブクライアントという位置づけに近いようです。
    専用のアプリケーションについては「鋭気追加していく」と言うだけにとどまり、何となくですが、深く突っ込まないでくれという空気が見えました。
    まあ、この辺は仕方がないところかもしれませんね。
    専用のHDステーションは8000円程度の価格で量販店にて販売予定。
    auショップでの取り扱いは予定していないようです。

    それではお待ちかね、残念なところ

    まず、売りの一つになっているウェブトップ、はっきり言っておまけ程度です。
    SNSを一括管理できるというMOTOblur、電池くいになるようです。
    それに、画面の大きさの制限もあって、アイデアはものすごくいいんですが、使い勝手は微妙なところがあります。
    メディアリンクという動機ソフトもいざ使ってみると、それほど使いやすいとも思えない。
    動画や音楽の管理ならば、windowsメディアプレイヤー経由でさくさくいけてしまう機種なので、そちらで十分な気がします。
    ストレージ16GBという割に、ユーザーで使えるのが10GB程度、結構小さく感じられてしまいます。
    ここは、MicroSD必須と思っていく方がいいんでしょうね。
    どうしても音楽プレイヤーから派生したiPhoneとは設計思想が違うのかもしれません。
    個人的には、AndroidというLinuxから派生したOSを搭載しているのだから、どうせならウェブトップを前面に出して、ストレージももっと大きくしてしまえばよかったのに。
    という感覚はあります。
    せっかくの動作の機敏さがあるのだから残念ですね。
    あと、これは使っていて発生したのですが、たいしたことではないんですけど…

    [youtube http://www.youtube.com/watch?v=Vr2qiAOlDMU&hd=1]

    そうはいっても・・・

    なかなかいいように仕上がってるのも事実です。

    テザリング能力もかなり高いようですし。
    実際に3G回線でつながっていた現場で試した結果、スクリーンショットはなくしてしまったんですけど、手持ちのAS3830Tで試したら2Mbpsくらい出てました。
    自宅でWiMAX経由にしたところ、最大で14Mbpsと確かに自宅回線いらずで使えそうなところもあります。
    でも、WiMAXは場所によって使えるところと使えないところがあるので、あくまでも一例として考えてください。

    迷うところではあるが

    今回出た2機種のどちらがいいのかは好みもあると思う。
    htcのEVO 3Dはストレージが1GBでカメラも500万画素、昨日見た限りではPhotonもEVOも同じ価格なのが不思議。
    また、この後出てくる本命、富士通製ISW11Fも気になる。
    こちらは、Photonにおサイフケータイとワンセグと防水、SIMカード対応となっているので、さらにスペックは上といえます。
    液晶サイズも上ですし。
    ただ、まだ価格が見えていないので何ともいえませんが、少なくとも同じ価格ならばISW11Fを買った方がいいような気もします。
    ま、そんなことを言いつつ私は買っちゃったんですけどね(笑)