【Surface Laptop】キーボードとタッチパッドの使い勝手

パソコンを使う上でこの二つの操作についてはかなりシビアに考えています。というのも、キーボードとタッチパッドの使い勝手が悪いとたちまちストレスになるからです。

まずはキーボード

個人的にですが、一番気に入らないのがキーボードの一部分です。というのも、このキーボード、ファンクションキーがfnキーと合わせて出ないと使えません。このあたりもタブレット端末っぽいところが見え隠れしています。しかし、これはナンセンスです。

確かに、今の時代ファンクションキーを使う事はほとんど無いのかもしれません。しかし、日本人にとってはまだまだ利用価値があるのがファンクションキーです。というのも、ひらがなからカタカナへの変換などで未だにファンクションキーが使われているからです。

大体の単語はわざわざファンクションキーを使わなくても変換できるようになってきましたが、それでも一部ではまだf7キーを押してカタカナへ変換と言う事が必要な場面があります。しかし、fnキーと同時押しだと手間がひとつ増えることになる。これが微妙なストレスへと繋がっていきます。

元々がタブレットであるSurface Proシリーズはわかりますが、このSurface Laptopはクラムシェルタイプのノートパソコンです。なので、ここは抑えて欲しかったなあと思いますね。

また、電源ボタンがDelキーの横にあるので、誤って押してしまいそうな気がします。ここも一段違うところに電源ボタンはつけて欲しかったなと思う。

キーピッチは悪くなく、私の手でも特に打ちづらいところもないため、十分なキーピッチは保たれていると感じます。カーソルキーも上下キーだけ半分の大きさですが、これも最近ではよくあること名ので気にするのを止めました。

全体に施されているアルカンターラは手触りがよく気持ちいい。特にパームレストが気持ちいい。でも、やや蒸れて汗を掻きやすくなるような気もします。まあ、これは他のパソコンでも一緒だとは思いますけどね。

そのパームレストは大きく取られており、さすが画面が3:2なだけは有り、奥行き方向にかなり余裕があるのが良いところです。

タッチパッドはどうだろう

タッチパッドに関しては感度もいい感じだし、大きさもかなりあるので、操作しやすくてマウスはあまりいらないかなと感じられるほどです。まあ、パワポなんかで資料を作るというと気になればまた話は変わってくるかもしれませんけど。

そして、これはSurface Laptopに限った話では無いのですが、Windows 10ではタッチパッドの2本指スクロールが上下反転しています。つまり、飛行機の操縦桿のように手前に指を動かすと上方向へスクロールし、奥方向へ指を動かすと下方向へスクロールする。なんでこういう仕様なのかはわかりませんが、慣れの問題もあり、微妙に使いづらいです。

一応Surface Laptopでは簡単に直すことができたので、今は変更していますが、最初は戸惑いました。こんなだったっけ？という感じで。

かなり大きめのタッチパッドは使いやすくて良いですね。タッチパネルとタッチパッドでマウスいらずで行けそうです。

一応、スクロールの変更方法を載せておきます。

まず、設定を開きます。その中にある「デバイス」を選択します。

タッチパッドを選択して、画面中央ほどまでスクロールします。ここにあるスクロール方向が変更箇所です。

ダウンモーションでｘへスクロールがデフォルトでは上になっていますが、それを下へ変更することで、手前にスクロールすると画面が下に移動します。ほんのちょっとのことなんですけど、これがかなりのストレスになりそうだったので、変更しておきました。

三本指とか四本指のやつはほとんど使わないのでどーでも良いという感じですかね。まあ、ここで細かい設定をしておけば、更に使い勝手は良くなるでしょう。

キーボードとタッチパッドを採点するならば…

あえてこのキーボードとタッチパッドを採点するとなれば、キーボードはたわみが若干ある事を含めて60点。タッチパッドは大きくて使いやすい。カスタマイズもできると言うことで80点というところでしょうかね。まあ、キーボードのたわみも安物PCに比べたらほとんど無いに等しい物です。ただ、普段使っているデスクトップPCではRealForce を利用している関係上、どうしても見劣りする部分が多いと感じました。

暗闇でキーボード光らせられるのも良いんですけど、意外とアルカンターラの横から光が漏れているのがダサい感じです。

次回こそはベンチマークを載せたいと思います。