iPhone5、Android、windows phoneを得たauは躍進するか。

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こんにちは、tknriiiiです。
auは3つの主要OSを搭載したスマートフォンを発表することになりました。
すでに定着しているAndroid au、そして先日発売されたwindows phone7。
さらには単なる飛ばし記事かもしれませんが、AppleのiPhone5 iPhone4Sまで得ることになりました。
この3つをどういう風にコントロールしていくのか、考えてみたいと思います。

 

3つのOS

現在、世界的に見てもスマートフォンのOSはこの3つにblackberry、Symbian、WebOSなどがありましたが、blackberryはまだ現役でシェアも一定量持っていますが、SymbianとWebOSは収束へと向かっています。

blackberry以外の3つのOSでシェアは約73%程度あるようなので、10台のうち7台はそれらのOSで動いていることになります。
AndroidがシェアNo1ではありますが、AppleのiOSが続き、blackberryを挟んでwindows phone7。
blackberry以降はシェア10%にも満たない弱小OSとなっているのが現状です。
最も、windows Phone7はまだこれからというところで、SymbianとWebOSについては収束へと向かっているので、ちょっと意味合いが変わってくるでしょう。
現状では、AndroidとiOSが競り合っていき、blackberryがシェアを徐々に落としつつ、その下からwindows Phone7が虎視眈々と上位を狙っていくというのが今の状況でしょう。

ブランドの定着と放棄

スマートフォンで出遅れたauはXperiaやGalaxyも使っているAndroidを前面に出し、Android auと銘打って様々なキャンペーンやCM展開を行ってきました。
時には、繋がらないスマートフォンなんて意味ないですよね。等と他社…まあ、間違いなくソフトバンクのことでしょうが、それを揶揄する様なCM展開すら行ってきました。白い犬に「あれ?しゃべらないの?」と問いかけるCMもありましたし、ソフトバンクを目の敵にしていた様に見受けられます。

iPhoneを明らかに意識した、Flashも動くんだよと言うCMも行っていました。
それだけauはAndroidを押してきました。
そして、Androidってauが作ってるんでしょ?等と勘違いする人まで出てくるほどでした。
なるほど、CM展開としては正解したと言えるでしょう。

しかし、今になってiPhoneを持ってきましたとなると、今までのことは何だったんだろうと感じる人も多いと思います。
また、下手をしたらauのAndroid携帯も急激に市場が縮小する可能性も否定できません。
そして、悪いイメージがついたAndroidは他社にまで飛び火する可能性すらあります。
auはどうもこういったちゃぶ台返し的な事をするのが趣味のようです。
KDDIの社風なんでしょうかね。

単純に考えれば

auだけがiPhone5頼みという訳でもなくAndroid携帯も持ち、その上世界初のwindows Phone7も発表し、なおかつ違法すれすれの方法でWiMAXまで持っています。
単純に考えれば、他社がつけいる隙はないはずです。
端末の魅力で劣り、スマートフォンのブームでも出遅れたauは、巻き返しに躍起になっているのでしょうが、それが迷走へと行ってしまうのもKDDIの特徴かもしれません。
iPhoneだけを優遇せずに料金体系もその他のスマートフォンと変わらない形にしてしまい「auは何がしたいんだよ」と言われるのがオチではないかと思っています。
正直、iPhoneは得たが、本当に売りたいのはWiMAXとのデュアルネットワーク端末でしょうから。

年明けには結論が出るでしょう

iPhoneを獲得したことで、今後の展開としては主流にiPhoneを置き、WiMAX兼用でAndroid携帯をだす。
そして、windows Phone7は密かにフェードアウトという流れになる様な気がします。
ソフトバンクもiPhone5を出すのは明白です。もしも失うようなことがあればソフトバンクのメリットはすべて吹き飛んでしまいます。
iPad2では役不足ですから。
そして、XperiaやGalaxyで戦うdocomoはどうなっていくのでしょうか。
未だにシェアはNo1でありつつ、価格で見劣りするdocomo、今回の発表で一番危機感を持っているのは実はdocomoなのかもしれません。
Galaxyは各国で訴訟が起きて今後どうなるのか不透明な部分があり、Xperiaだけでは心ともない。
日本メーカーの端末は見劣りする様に見られる(実際にはそんな事はないんですけど…)
auがどう出るか、やっぱり詰めが甘いauで終わるのか、はたまたデザインプロジェクトで見せたあの勢いを取り戻せるのか。
近いうちに結論が出るでしょうね。

できれば詰めの甘いauで居てほしくないなあと思うtknriiiiでした。

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