Androidスマートフォン、今年の夏モデルはやめておいた方がいい理由

iPhoneのおかげで日本ではすっかり影が薄くなってきているAndroid、でも世界的に見ているとやっぱりシェアは高い。まあ、iPhoneと半々って所でしょうか。個人的には今後巻き返しを図るであろうWindowsPhoneも気になります。

そんな中、昨年リリースされたAndroid5.0、通称Lollipopはメモリリークを起こすバグが存在しています。メモリリークって何かというと、アプリが利用していたメモリ領域をアプリを終了させても開放させない事がある現象。例えるならば、ちゃんと管理をしていないから本人が亡くなっているにもかかわらず年金を払い続けているような物でしょうかね。

これが起きるとどうなるかというと、他のアプリがメモリを要求してももらえない。そして、起動できずにアプリが落ちる。なんてことが発生していきます。こうなると、再起動などが必要となってしまうので、常時電源を入れっぱなしにしているスマートデバイスとしては致命的な欠陥であると思っています。

で、この夏に登場しているスマホはほとんどがAndroid5.0系統で、この問題を抱えています。さらに、ハイエンドで採用されているクアルコム社のSnapdragon810は発熱が多く、各社がクロックダウンなどを行って対処を行うほどといわれています。

今後改良されてこの問題は解決するといわれていますが、夏モデルでは改良型は搭載されていないでしょう。もしかしたら後期ロットだと変わるかもしれませんが、その頃には新しいチップが出てきたりするんでなんとも言いがたいですね。

Android5.0系のOS、そしてSnapdragon810。この二つを合わせた物が今のハイエンド機ですが、なんとも地雷臭しかしません。ちなみに、メモリリーク問題はAndroid5.1でも解決されておらず、5.1.1にて解決されているということです。ただ、キャリアがこのバージョンにアップデートをするかどうかはわかりません。少なくとも、docomoはまだ可能性があるにせよ、auはまず間違い無くアップデートしないでしょうね。

そんな訳で、この夏モデルはスルーするのが得策かと思います。秋冬も微妙かもしれませんが、その次に出てくるAndroid Mがそれなりに良さげらしいので、その時まで様子見がいいかもしれませんね。ま、メーカーがだすアップデートを素直にキャリアが行ってくれればそれで事は済むのかもしれませんけど、ソンなことしてくれませんからね(笑)

結論

  • Android5.0は問題があるOS。
  • 問題の無いOSへのアップデートは行われない可能性が高い。
  • ハイエンドSnapdragon810に問題がある。

この3つの理由でお勧めしません。

私はどちらにしろ魅力がある機種が無かったので買い換えませんけど。

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