PC好き、ガジェット好き、平凡な日常大好き

月: 2011年9月

  • WiMAX対応、デュアルコア、防水のAndroid – au 2011年秋冬モデル11機種と無料通話も可能新しいプラン –

    こんにちは、tknriiiiです。
    昨日、誤って自分たちでリークしてしまった秋冬モデル、正式発表されました。

    注目だったiPhone5に関してはなにも無し、本家アップルがまだ発表していないのだから当然と言えば当然の結果です。
    しかし、それを吹き飛ばすくらいの目玉商品が発表されました。
    今ある情報を元に見ていきたいと思います。
    なお、タブレットおよび法人モデルは個人的に興味がないので省きます。

    まずは新しいプラン

    プランZが始まります。
    今までのプランEシンプルに「au電話同士夜中1時~翌21時(夜9時)まで無料通話可能」がついたプランです。
    プランEシンプルより200円高い980円から、これはソフトバンクが行っていたホワイトプランと同じ料金と言うことになります。
    ホント、iPhone持ってきたり同じプランを作ったりとソフトバンクつぶしに躍起になってますね。
    また、無料通話料がついているプランWシンプルも用意しています。
    しかし、この無料通話は国際電話だけというちょっと意味不明なプランです。

    では続いて端末について見ていきましょう。

    富士通製 ISW11F

    ほぼ全部入りといえるモデルです。
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    CPUに OMAP4430&MDM6600を搭載、液晶サイズは4.3インチ。
    そして何よりハーフHDの解像度を持っています。
    日本メーカーだけに、ガラケーから持っているサービスも対応、キャリアメールやCメールも標準サポートし、auハイスピードの下り9Mbpsにも対応。
    さらに+WiMAXにワンセグ、おサイフケータイと何でもありです。
    CPUはデュアルコアでARM A9ベースなので遅くはないはず。
    まだストレージ容量が決定されていないところに一抹の不安を感じますが、それでも十分なスペックを持っています。
    そうそう、言い忘れていました防水機能もついています。
    カメラも1310万画素、まさに日本メーカーのハイエンドスマートフォンと言えるでしょう。

    ハーフHDということは、1280×720の解像度なので、一昔前のPCなどと大差がありません。(ちょっと前までのノートPCは1280×800という解像度が多かった、現在は1366×768というのが主流)
    横向きにしたら普通にネットが見られることでしょう。
    問題は4.3インチだと文字が小さくて見づらいなんてことがありそうな気はします。
    後は価格とバッテリーの問題でしょうね。
    標準でキャリアメールなどに対応している事から、気になるユーザーは多く居そうなモデルです。
    正直、私も気になっています。

     

    htc EVO 3D

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    春にデビューしたテザリング+WiMAXのhtc EVOから新しいモデルが出ました。
    今回は3Dカメラが搭載され、液晶も裸眼3D対応。
    CPUもSnapdragonのデュアルコアとなり動作もきびきびとするモデルとなっています。
    前作同様新800MHzと2GHzのみ対応となっており、電波がしばらくは安定しない可能性があります。
    htc4Gを持ってこれなかったのは狙ったのかダメだったのかが不明です。
    解像度は480×854なので現在主流のスマートフォンとたいして変わりがありません。
    また、キャリアメールが利用できることも前回とは変わっています。
    と言うより、つい先日にISW11HTもキャリアメールが利用できるようになったのはこちらのモデルに合わせていたから遅れたと言うことかもしれませんね。
    全体的には一般的なスマートフォンっぽく感じられます。

    Motorola PHOTON ISW11M

    まさか本当にこれがくるとは…。
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    6月に発売されたばかりのMotorola製ハイエンドスマートフォンです。
    CPUにNVIDIA Tegra 2を搭載(公式サイトではMSM6600になってますが、まさかここを変えるとは思えない)し、液晶も4.3インチ540×980の解像度を持つモデルです。
    ISW11Fが高い解像度のためちょっと見劣りするところがあるように見られますが、そのほかの部分がかなりすごいです。

    外部ディスプレイへの接続が可能なこと、webtopというOSを別途搭載しており、シンクライアントのように使う事も可能。
    まさに小さいPCとして利用できるようなモデルです。
    価格が怖いことになりそうですが、それでも注目できるものですね。
    もちろんキャリアメールが利用可能、WiMAX付き、ストレージも16GBと大容量。

    Appleの戦略と日本人のApple好きを除けば最強ともいえる端末ではないでしょうか。
    カメラは800万画素とインカメラが200万画素。インカメラはテレビ電話などでも利用するためのものでしょうか。
    もう、ホント価格が怖いことにならなければほしいところです。

    京セラ 国内初のスマートフォン DIGNO ISW11K

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    京セラが放つ初のスマートフォン、海外ではデュアルディスプレイのハイエンド機などを出していますが、国内ではこれが初めての機種となります。

    スペックとしては基本をしっかりと押さえており、スタンダードな本体ではありながらWiMAX付きというマニア向けの機種ではないでしょうか。
    ワンセグやおサイフケータイもついており、防水でありながら厚さが8.7mmと薄い設計がされています。
    WiMAXを使うユーザーで、スマートフォン本体であれもこれもやれなくていい、PCは別のデバイスを持っているというユーザーにはこちらの方が向いているかもしれません。
    CPUはシングルコアMSM8655を搭載、このCPUはwindows phone、Xperia acroなどでも使われているもので、シングルコアモデルでは最終モデルです。
    液晶サイズは4インチ、解像度は480×800とiPhone4と同じ程度、有機EL液晶を利用しています。
    ストレージは2GB、カメラは808万画素なのでここも申し分ないでしょう。

     

    上記4機種はヘビーユーザーが好む「テザリング」「WiMAX」「WIN HIGH SPEED」すべてに対応しており、他社がまねをできない部分も含まれています。
    それだけではなく、テザリングなどはいらないというユーザー向けのスマートフォン、従来型のガラケーも発表されています。

    AQUOS Phone IS13SH

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    AQUOSのブランド名で出すシャープのスマートフォン、WiMAX搭載が押された秋冬モデルなので陰に隠れていますが、基本を押さえた機種に仕上がっています。
    CPUに京セラと同じくMSM8655を搭載し、Android2.3。
    防水や、ガラケーとしての機能もそのまま受け継いでいます。
    特に注目するべきは、画像の下の部分、4,2インチのメイン液晶にプラスして2.1インチの小さい1行液晶をつけています。
    2つの液晶は独立しており、メールの着信や時計などを大画面を表示させずに確認することができます。
    ガラケー二つ折りケータイ時代のサブ液晶をそのまま再現したような設計です。
    カメラも800万画素、IS03から正当進化しているといえるでしょう(カメラだけはグレード落ちてますけど)
    ちょうど1年ほど前ですねIS03が出たのは。
    1年の進化がここにあるといえるかもしれません。

    MEDIAS BR IS11N

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    NECカシオの出すMEDIASブランド、auにも登場です。
    ボディーサイズを抑え、女性でも扱いやすくするための形状となっています。
    液晶サイズがほかに比べて小さめの3.6インチという以外はほとんどIS13SHなどと代わりありません。
    そうそう、大きく違うのは一つ、防水だけではなく防塵でもあります。
    また、上位機種に比べるとストレージは小さく、750MB程度のようです。
    この容量、小さいとみるかどうかは人次第でしょうが、私が今使っているW64SHが同じ容量です。
    ワンセグ録画などでは心ともない容量ですが、普段使いには十分ですね。

     

    ここまではスマートフォンで、これ以降はガラケーです。
    今回、2機種のみの発表となりました。
    auはガラケーを極端に縮小しているような気がします。

    富士通東芝 F001

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    二つ折りガラケーで、7色のカラーバリエーション展開を行います。
    カメラ起動時間が0.5秒とものすごく早いことを売りにしています。
    が、それ以上の何物でもないというのがちょっと悲しいところですね。

    防水、防塵。小さいサブディスプレイ。
    また、ブログアップ機能と称してツイッターやフェイスブックへの投稿をやりやすくしているということです。
    ま、その辺を多用する人ならばスマートフォンへ乗り換えちゃうような気がしますけどね。

    当然のごとくガラケー機能は搭載されているので、スマートフォンにいくのはちょっと…というユーザーにも向いていますね。
    個人的には二つ折り自体がかなり使っていないのでどうなんだろうと思ってしまいますが。

    URBANO AFFARE

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    私の嫌いなソニエリです。
    URBANOブランドは結構前から展開しているオサレ携帯です。
    本体に金属パネルを利用しており、安っぽさが出やすい他社と差別化を図っています。
    また、Snapdragonを使っているため、全体の動作もきびきびとしているようです。
    が、私はソニエリが嫌いなので特にほかにはありません。
    なお、これも防水モデルになっています。

     

    Wi-FI WALKER DATA08W

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    auのモバイルルーターです。
    au3Gの3.1MbpsとWiMAXを自動で切り替え可能なルーター。
    最大通信時間は4時間程度のようです。
    今私が使っているGP01と大差ないですね。
    WiMAXが+1000円でつくと考えたらかなりお得かもしれません。
    スマートフォン機能が欲しければWiMAX搭載スマートフォン(テザリング可能)、いらなければこれ、というのもありでしょう。

    所感

    スマートフォンを前面に押し出し、その中でも「テザリング」「WiMAX」をメインに据えた発表でした。
    WiMAXを押すのは、現在でも逼迫しつつある3G通信網の帯域、それをWiMAXへと移行させつつ、定額は変わりませんよ。
    というのがauの戦略のようだ。
    3Gしか持たないソフトバンク、LTEをせっせと構築している最中のdocomoにはアドバンテージを持っているはず。
    なのにパッとしないのは端末のせいだ。
    ということで怒濤のごとく出してきたというところでしょうか。
    その上、iPhone5まで持ってくるとなるとどうなるでしょう。
    明らかに他社に端末で劣っていたauの逆襲はなるのでしょうか。

    個人的に気になるのは、富士通のISW11Fと京セラISW11Kですね。
    元々iPod touchを利用しているので、状況によってはイーモバイルを1400円のライトプランにして塩漬けし、WiMAX搭載のやつを使うってのを考えてます。
    WiMAXが入りづらいところ、生活スタイルでどこだと弱いかはだいたいわかったので、帯域制限のないWiMAX搭載のにすれば自宅回線も解約可能かなあなんて思ったりしています。
    なんにせよ、将来性を感じさせる発表はとてもよかったと思っています。

    そして、出るであろうiPhone5とホワイトプランと同じやつ、明らかに「ソフトバンクさん、いただきますよ」というところが出てました。
    これで900MHz帯をソフトバンクはもらえなかったら…どうなってしまうんでしょうね。

     

    追記

    外国製の2機種、MOTOROLAとhtcのやつはICチップ未対応なので、機種変更の時に少々面倒が発生するかもしれません。
    それを考えると、もちろん値段次第ですけど富士通のISW11Fがいいのかな…などと思ってしまいます。

  • tknriiiiの今日の気になったニュース@9/26版

    こんにちは、tknriiiiです。
    最近めっきり寒くなりましたね。
    腰痛持ちには辛いシーズンです。
    ただ、よく眠れるのはいいことですけど(笑)

    iPhone5の騒ぎがあった先週、今週というより、今日はauが新作発表会をします。
    すでにお漏らししたようで、記事は流出したようですが、詳細情報が出るのはこれからという所でしょうかね。

    au 秋冬モデルの情報ページ流出。WiMAX対応4種、iPhoneはなし
    (via Engadget Japanese)
    Filed under: 携帯電話 9月26日(月)午前10時から「どかんと」発表が予定されている KDDI / au の秋冬モデルが、なぜか同社の公式サイトで一時的にぬるりと公開されてしま …
    あらま、やらかしちゃったのねwww 気になるのはやっぱしモトローラの端末だな。 でも、WiMAX積んでるならたまには京セラなんかもいいかも? htcのEVO 3Dも気になるなあ。 すべては価格次第なんだけどね。

    ドワンゴ・川上量生氏との特別対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」を本日よりスタート。第一回めのテーマは「世の中で一番面白いゲームは現実」
    (via 4Gamer.net − 最新記事)
    ドワンゴ代表取締役会長・川上量生氏との特別対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」の第1回を掲載する。着メロ事業やニコニコ動画など,数々の人気サービスを作り出し,コアなゲーマーとしても知られる …
    いや、現実が辛いからゲームに逃避する人間も多いはずだが。 現実で挫折した人とかね。

    なぜ人は「IT業界人」に無償でのアドバイスを求めるのか
    (via スラッシュドット・ジャパン)
    あるAnonymous Coward 曰く、 海外掲示板Redditに投稿された「医師や弁護士に無料アドバイスを求めたりしないのに、自分がIT系とわかるとすぐにパソコンの無料修理を頼まれるのはなぜか …
    医者や弁護士に相談する内容とパソコンの事を一緒にすると言うこと自体がおかしいとは思うが。

    価格次第ですね、秋冬モデルは…

    それではまた。

  • ATOK2011を買った、印象はまずまず。

    今年はJust suiteに当たる一太郎創は買わない予定でいましたが、2010年版のDVDが見つからなかったのでATOKだけ購入しました。
    ま、後から見つかったんですけどね…。

    ネットでは重いと評判で、タスク切り替えがもたつくとも評判でしたが、パッチが当たった影響?なのかあまりそういう風には感じませんでした。
    また、変換効率なども正直言うと2010とあまり大差がないかなあと思ってしまったりします。
    まあ、割引キャンペーン+ポイントの使用で2000円台で買えたのでいいでしょう。
    月額サービスより安かった訳ですし。

    一番大きく変わったと思うのは、標準でフロートしなくなったツールバーでしょうか。
    MS-IMEと同様にタスクバーに統合されています。案外これ好きかも。
    atok2011

    ただ、漢字変換モードなのか、切ってあるのかがちょっとわかりづらい気もしますね。
    そこだけが難点です。

  • tknriiiiの今日の気になったニュース@9/24版

    こんにちはtknriiiiです。

    暑さ寒さも彼岸までとはよく言いますが、秋分の日を超えて秋らしい気候になりましたね。
    過ごしやすくて、よく眠れてたまりません(笑)

    世の中はiPhone5がauで出るという話題でいっぱいですが、iPhoneもいいですけどそれよりハイスピード対応なおかつWiMAXもついててそれでいて安くて電池の持ちがいいケータイ、スマートフォンでなくてもかまわない。
    そんなニッチなのが出ないかなあと淡い期待を抱いているtknriiiiです(笑)

    横浜に行ったら立ち寄りたい、無料で昔のテレビ番組が見られる「放送ライブラリー」
    (via ライフハッカー[日本版])
    三連休のお出かけに。 横浜・日本大通りにある横浜情報文化センターの8階には、「放送ライブラリー」という施設があります。ここでは数多くのアーカイブ映像を見ることができるのですが、そのアーカイブのジ …
    横浜にこんなところがあったんだ…。 今度いってみようかな。

    [+D Mobile] KDDIの新型iPhone販売にまつわる“スクープ騒ぎ”を読み解く
    (via ITmedia 総合記事一覧)
    9月22日に日経ビジネスオンラインが「KDDIが新型iPhoneを販売する」と報じ、新聞各社もそれを追いかける形で一斉にそのことを報道した。AppleやKDDIは「ノーコメント」を貫いているが、い …
    何か意図的なものがあったんだろうけど、なぜこのタイミングなんだろう。

    WiMAXで障害、19時間以上にわたり東日本で不通に
    (via スラッシュドット・ジャパン)
    あるAnonymous Coward 曰く、 UQ WiMAXは9月21日17時45分頃から東日本の広い範囲で通信障害が発生していたが、翌22日13時頃までに全域での復旧が確認されたとのこと(UQ …
    ずいぶんと大きな範囲で長い時間の障害が起きていたみたい。
    台風の影響?とも思えないけど。

    『Wake N Shake』はアラームを切るためには本気でiPhoneを振らなくてはいけない、という鬼のようなアラームクロックアプリ
    (via ライフハッカー[日本版])
    iOS:『Wake N Shake』とはなかなかワクワクするようなネーミングですが、その実体はというと、朝の運動を強要する血も涙もない鬼コーチのようなiPhone用アラームアプリです。 通常の …
    いらついてたたきつけて壊しそうな気がしますけど、大丈夫?(笑)

    Windows 8はどれくらい速いのか? 米LHがスピードテストをやってみました
    (via ライフハッカー[日本版])
    マイクロソフトによると、Windows 8では、パフォーマンスが大幅に改善するという触れ込み。では、実際どれくらいのスピードが得られるのでしょうか? 米Lifehackerでは、スピードテスト …
    どこまで信じていいのかわからないけど、起動時間が短いのはいいことだな。
    後のパフォーマンスはどんぐりの背比べ(笑)

    皆さんも風邪などを引かないようにしてください。

    それではまた。

  • iPhone5、Android、windows phoneを得たauは躍進するか。

    こんにちは、tknriiiiです。
    auは3つの主要OSを搭載したスマートフォンを発表することになりました。
    すでに定着しているAndroid au、そして先日発売されたwindows phone7。
    さらには単なる飛ばし記事かもしれませんが、AppleのiPhone5 iPhone4Sまで得ることになりました。
    この3つをどういう風にコントロールしていくのか、考えてみたいと思います。

     

    3つのOS

    現在、世界的に見てもスマートフォンのOSはこの3つにblackberry、Symbian、WebOSなどがありましたが、blackberryはまだ現役でシェアも一定量持っていますが、SymbianとWebOSは収束へと向かっています。

    blackberry以外の3つのOSでシェアは約73%程度あるようなので、10台のうち7台はそれらのOSで動いていることになります。
    AndroidがシェアNo1ではありますが、AppleのiOSが続き、blackberryを挟んでwindows phone7。
    blackberry以降はシェア10%にも満たない弱小OSとなっているのが現状です。
    最も、windows Phone7はまだこれからというところで、SymbianとWebOSについては収束へと向かっているので、ちょっと意味合いが変わってくるでしょう。
    現状では、AndroidとiOSが競り合っていき、blackberryがシェアを徐々に落としつつ、その下からwindows Phone7が虎視眈々と上位を狙っていくというのが今の状況でしょう。

    ブランドの定着と放棄

    スマートフォンで出遅れたauはXperiaやGalaxyも使っているAndroidを前面に出し、Android auと銘打って様々なキャンペーンやCM展開を行ってきました。
    時には、繋がらないスマートフォンなんて意味ないですよね。等と他社…まあ、間違いなくソフトバンクのことでしょうが、それを揶揄する様なCM展開すら行ってきました。白い犬に「あれ?しゃべらないの?」と問いかけるCMもありましたし、ソフトバンクを目の敵にしていた様に見受けられます。

    iPhoneを明らかに意識した、Flashも動くんだよと言うCMも行っていました。
    それだけauはAndroidを押してきました。
    そして、Androidってauが作ってるんでしょ?等と勘違いする人まで出てくるほどでした。
    なるほど、CM展開としては正解したと言えるでしょう。

    しかし、今になってiPhoneを持ってきましたとなると、今までのことは何だったんだろうと感じる人も多いと思います。
    また、下手をしたらauのAndroid携帯も急激に市場が縮小する可能性も否定できません。
    そして、悪いイメージがついたAndroidは他社にまで飛び火する可能性すらあります。
    auはどうもこういったちゃぶ台返し的な事をするのが趣味のようです。
    KDDIの社風なんでしょうかね。

    単純に考えれば

    auだけがiPhone5頼みという訳でもなくAndroid携帯も持ち、その上世界初のwindows Phone7も発表し、なおかつ違法すれすれの方法でWiMAXまで持っています。
    単純に考えれば、他社がつけいる隙はないはずです。
    端末の魅力で劣り、スマートフォンのブームでも出遅れたauは、巻き返しに躍起になっているのでしょうが、それが迷走へと行ってしまうのもKDDIの特徴かもしれません。
    iPhoneだけを優遇せずに料金体系もその他のスマートフォンと変わらない形にしてしまい「auは何がしたいんだよ」と言われるのがオチではないかと思っています。
    正直、iPhoneは得たが、本当に売りたいのはWiMAXとのデュアルネットワーク端末でしょうから。

    年明けには結論が出るでしょう

    iPhoneを獲得したことで、今後の展開としては主流にiPhoneを置き、WiMAX兼用でAndroid携帯をだす。
    そして、windows Phone7は密かにフェードアウトという流れになる様な気がします。
    ソフトバンクもiPhone5を出すのは明白です。もしも失うようなことがあればソフトバンクのメリットはすべて吹き飛んでしまいます。
    iPad2では役不足ですから。
    そして、XperiaやGalaxyで戦うdocomoはどうなっていくのでしょうか。
    未だにシェアはNo1でありつつ、価格で見劣りするdocomo、今回の発表で一番危機感を持っているのは実はdocomoなのかもしれません。
    Galaxyは各国で訴訟が起きて今後どうなるのか不透明な部分があり、Xperiaだけでは心ともない。
    日本メーカーの端末は見劣りする様に見られる(実際にはそんな事はないんですけど…)
    auがどう出るか、やっぱり詰めが甘いauで終わるのか、はたまたデザインプロジェクトで見せたあの勢いを取り戻せるのか。
    近いうちに結論が出るでしょうね。

    できれば詰めの甘いauで居てほしくないなあと思うtknriiiiでした。